更新日:2024年1月25日
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11月1日,南九州市川辺で大豆出荷協議会が開催されました。JA南さつまから大豆の価格や集荷経費,収穫・乾燥時の留意点の説明がありました。川辺では雑草が多く,難防除雑草の帰化アサガオが侵入しているため,農政普及課から土壌処理剤の利用と大豆の茎葉が通路を覆うまでの茎葉処理剤による除草,中耕を組み合わせた体系防除の説明を行いました。農家からは,他にハリビユ,ツユクサに困っているとの意見がありました。雑草をこれ以上広げないように継続した雑草対策の支援を行っていきます。
11月13日,南薩地区茶業振興会は未来の茶業を考えることを目的に研修会を開催しました。海外のニーズの高まりから生産拡大している有機茶の取組事例の発表や,茶商の立場から荒茶価格を高める生産者の考え方や取り組みについての講演がありました。また,今後の茶業を担う若手茶業青年と茶商が輸出茶や有機栽培等の茶業の課題や未来像について活発に意見交換しました。今回の研修を「儲かる茶業経営」の実現につなげていきます。
11月15日,川辺ひまわり館で認定農業者,関係機関・団体を対象に「南薩地区農業経営セミナー」を開催しました。税理士からは,法人化の節税メリット・節税手法・インボイス制度にかかる雑感など説明いただきました。また,県農業・農村振興協会からは,農業経営継承について早くから準備をしておくことや,相互の情報共有が重要である旨の説明をいただきました。併せて法人化志向農家3戸に対して個別相談会を実施し,法人化に向けた理解を深めました。
写真1_南薩地区農業経営セミナーの様子 |
11月1日,JA南さつまで川辺地域集落営農組織連絡会研修会を開催しました。ネットワーク大津株式会社徳永浩二代表取締役が,機械買取による株価設定や16集落での座談会など広域化までの経緯,オペレーター等への作業料金支払い,後継者(出身者)育成,TMRセンター設立等の取組について講演されました。今後,川辺地域でも集落営農組織の一つの方向性としてスケールメリットを活かした広域化について関係機関と連携して支援していきます。
11月15日,JA南さつま川辺支所でJA南さつま川辺花き部会のクルクマ出荷反省会が開催され,今年度の出荷実績について検討しました。販売本数は前年度比99%でほぼ変わりませんが,単価は109%と前年度を上回りました。立枯病発生が多かった年で,病害と花きの専門指導員より病原菌の特徴や生態及び対策について研修しました。農政普及課からはさび斑病対策実証ほの結果を報告し,次年度の取組について意見交換しました。引き続き,次年度に向け栽培終了後の球根管理法や技術の支援を行っていきます。
11月1日,南九州市頴娃農業開発センターで,さつまいも品種の研修会を開催し,生産者及び関係機関・団体41名の参加がありました。当日は,品種の基腐病に対する抵抗性等を説明後,青果・加工用7品種,原料用5品種を展示し,外観や藷こうの硬さ等の評価のほか,青果用は焼き芋にして肉色や味等の品質評価を行いました。新品種は初めての生産者が多く,新品種を見て,食べることで理解が深まりました。12月には病害の発生や収量等について研修を行う予定です。
写真2_さつまいも品種研修会の様子1 | 写真3_さつまいも品種研修会の様子2 |
11月15日,南薩地域サツマイモ基腐病対策PT作業部会で17名で宮崎県都城市の農研機構,霧島酒造において基腐病対策の取組を研修しました。農研機構では,抵抗性品種の特性等の説明を受け,地域で栽培をした結果や疑問点など質疑応答を行いました。霧島酒造では健全苗の供給について説明を受け,原料供給の確保や今後の展望等について質疑応答を行いました。今回の研修で基腐病対策に取り組む姿勢など,学ぶべきものが多い研修となりました。
11月3日小京都ふるさと祭り,11月11日ちらん灯彩路でカーネーションPR販売促進を行いました。スタンダード,スプレーの混合で販売を行い,花色は通常の1箇所の小売店では見ることが出来ない赤,桃,黄,白,橙,緑色の単一色から,複色等の様々な品種が用意されました。準備した数のすべてが早い時間に売り切れる大盛況でした。南九州市は県内有数のカーネーション産地であることを知らない同市民も多かったので,良いPRの機会となりました。
11月15日,南さつま市で就農5年以内及び技術習得支援が必要なきんかん重点農家7名を対象に現地検討会を開催しました。管内優良園を視察し,当面の栽培管理や収量・品質の向上,作業効率の良い樹の仕立て方について関係機関メンバーと参加者との質疑応答が行われました。参加者からは特に着色促進対策としての温度・かん水管理や,次年度の樹形改善方法について熱心に質問が出されました。栽培技術習得に向け,今後も関係機関一体となって支援していきます。
11月28日,南さつま市でJA南さつまかぼちゃ部会の出荷協議会が実施され,出荷量は前年比122%増の300tの計画が承認されました。令和5年産は,高温・干ばつや霜の影響を受けたものの,生育は順調で球伸びも良く,5~6玉中心で品質の良いかぼちゃが生産されています。特に,交配時期の天候に恵まれたことから2番果の着果が良く,一株2果取りによる増産が期待されており,また,販売環境も良いことから,生産者からは高値販売への期待が高まっています。
11月17日,枕崎市技連会先進地研修で15名が,南さつま農協の蒸熱処理施設を訪れました。JA職員の説明では,枕崎市を含む管内では10月末時点で130トンの蒸熱処理が済み,11月末までで180トンの処理を見込み,計画の150トンに対し計画比120%とのことでした。機械導入計画時の1日2回処理では処理しきれないので,現在1日3回の処理を行っています。基腐病対策指導で種いもの蒸熱処理を指導しており,今後も農政普及課は支援を行っていきます。
11月23日,ありのまま分校自然の恵み収穫祭において,南薩きらりネットが農業の魅力あふれる体験講座(ワークショップ(味噌玉づくり,茶節,野菜の種団子づくり,有機野菜のお宝つり))を行いました。農産物はありのまま分校,加工品はMOAから購入し,食材はすべて有機を活用しました。親子での参加が多く,家庭でも手軽に楽しめると喜ばれました。会員の農産物の販売が出来ないのが残念でしたが,若い世代(親子)が有機農業へ関心の高いことを実感する良い機会となりました。
写真4_南薩きらりネットのワークショップの様子 |
11月23日,知覧平和公園自由広場で知覧茶マルシェが開催され,KEファーマーズが品種茶の飲み比べ体験を出店しました。使用した茶葉は会員が生産し,仕上げや火入れをしたもので,消費者に飲み比べ体験をしてもらいながら,会員が品種ごとの特徴を説明していました。消費者は「品種ごとでこんなに違いがあるのか」と驚き,市販のお茶も品種のブレンドで作られている話などを興味深そうに聞いていました。農政普及課では,今後も農業青年活動の支援を行っていきます。
写真5_品種茶飲み比べ体験の様子 |
11月11日~12日,観葉のまち指宿協議会がJR博多駅構内のマイング広場で開催された南薩フェアに出店しました。JAいぶすき観葉植物部会の生産者が中心となり,鉢の置き場所や水やり方法,品種の特徴などの助言をしながら熱心に販売活動を行い,多くの来場者で賑わいました。消費者と生産者を直接繋ぐ良い機会となり,効果的なPR・販売活動ができました。これからも観葉のまち指宿の知名度向上活動を支援していきます。
11月13日に指宿市と農政普及課10人で,農業次世代人材投資資金の交付審査で売上が低く,要支援対象者となった新規就農者5人のほ場巡回を実施しました。巡回では,スナップえんどう等の管理状況を確認するとともに,追肥や防除などの指導やニューファーマー講座などで希望する内容等の聞き取りをしました。全員豆類の生産は順調であったことから,3月に開催される次世代人材投資資金交付審査会に向けて今後とも支援を実施していきます。
11月13日,17日に指導農業士会,指宿市,JAいぶすき,農政普及課で,令和4年度新規就農者9人の豆類のほ場巡回指導を実施しました。夏作の指導に加え,冬作の指導も必要であるとの指導農業士から助言を受け,本年度から実施となりました。巡回では,スナップえんどう等の管理状況の確認や資金借入希望などの聞き取りを行いました。新規就農者からは,農地の借入や機械導入などの要望が出されたことから,今後も経営安定に向けて支援していきます。
11月21日にふれあいプラザなのはな館で指宿市スマート農業推進協議会と農政普及課主催で,指宿市スマート農業推進セミナーを実施しました。室内研修では県内の導入状況について情報提供があった後,畜産,果樹,野菜について管内3件の導入事例の発表がありました。また,展示ブースも設置し,15メーカーが出展しました。セミナーの参加者は約110人で,展示ブースの参加者は約85人でした。初めての取組でしたが,盛況でした。
11月22日,オクラを栽培する新規就農者等を対象に,第3回オクラニューファーマー講座(全3回)を指宿校区公民館で開催し,新規就農者等21人が出席しました。室内では,令和6年産オクラ栽培について,ほ場準備からは種,初期管理までのポイント等を研修しました。現地のほ場では,トラクターや草刈り機,耕うん機,土壌消毒機等の使用時の注意点やメンテナンス,安全対策等について研修しました。また,トラクターでの耕耘作業の実演を行い,効率的な整地方法等も研修しました。
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