更新日:2023年8月2日
ここから本文です。
5月23日に金峰町で甘藷植付後の基腐病対策のための現地検討会が開催されました。そして,新規登録の土壌消毒剤を散布したほ場と「みちしずく」のほ場を視察しました。農政普及課から増やさない対策の排水対策,抜き取り,適期防除を中心に説明を行いました。また,金峰のドローンの受委託防除について周知を行いました。生産者からは,新規登録農薬の使い方や「みちしずく」を栽培したい等の質問意見が挙がりました。今後も収量向上と高品質な甘藷の生産に向けて支援を行っていきます。
6月8,9日に静岡県浜松市でクルクマ全国大会が開催され,全国7産地が集まり現状や課題の情報共有を行いました。JA南さつま川辺花き部会は,技術交流で早期定植トンネル栽培の取組を紹介しました。2日目は全国1位のクルクマ産地JAとぴあ浜松の生産者のほ場で現地検討会も実施され,栽培管理方法や病害防除対策などについて意見を交換しました。次回の全国大会は2年後に南九州市で開催される予定で,農政普及課では産地の発展及びクルクマの知名度向上に向けた取組を支援していきます。
農政普及課では南薩のきんかんブランド産地の維持を目的に,高品質果実生産技術習得に向けた栽培農家支援に取り組んでいます。令和3年度から,就農5年以内及び技術習得支援が必要な農家に対し現地ヒアリングを行っており,本年は6月13日,農家7戸に対し実施しました。昨年度の目標収量・階級に対する本人の実績と部会平均値を比較し,反省点と課題について聞き取り助言し,本年度の目標設定と具体的な対策を検討しました。今後も目標達成に向け,関係機関一体となって支援していきます。
5月25,26日に鹿児島銀行本店よかど鹿児島でかごよろマルシェが開催され,どんどんファーム古殿どんどん亭は甘酒の販路拡大のため出展しました。平日のため,客数が少なかったですが,組合員は熱心に試飲の声をかけていました。試飲をされた方々は,「いつも買っている甘酒と違う」「飲みやすい」など高評価の感想であり,購入されるケースが多かったです。飲んで貰うことで,商品価値が分かってもらえ,組合員も自信が持てたようでした。農政普及課は今後も販路拡大に向けて支援していきます。
かごしま農業経営・就農支援センターを活用した法人化に向けた重点支援がスタートしました。今年度前半は南九州市の酪農家と露地野菜農家2戸を対象に,過去の決算,経営規模,労務管理等の現況をふまえ農業経営スペシャリストの助言指導を受けながら,関係機関・団体と連携しながら法人化支援を行っていきます。
5月21日にJAいぶすき中部支所で,第2回春のグリーンフェアが開催されました。当日は,JAいぶすき観葉植物部会の生産者が,鉢の置き場所やかん水のタイミング等のアドバイスをしながら,意欲的に販売活動を行い,農政普及課も支援しました。生産者のインスタグラム等のSNSベントを知った消費者も多く来場され,多くの人で賑わいました。指宿の観葉植物の知名度向上に向けた活動を支援していきます。
園芸振興協議会指宿支部では,5月26日,かぼちゃ専門部会を山川実証ほ場で開催し,令和4年産春かぼちゃの品種比較,秋かぼちゃの品種比較・貯蔵実証結果等について検討しました。秋かぼちゃでは,うどんこ病の発生がほとんどなく,収量・品質・貯蔵性が高い有望な1品種を確認しました。会議後,令和5年産春かぼちゃ品種比較実証ほの現地検討を行い,生育状況,着果状況,病害虫の発生程度等確認を実施しました。
JAいぶすきでは,5月29日,令和5年産春かぼちゃの出荷協議会を集荷場で開催し,5年産春かぼちゃの取り扱い要領等について確認しました。定植時期のピークは例年並みの2月下旬~3月上旬で,着果のピークは,4月中旬でした。大きな病害虫の発生は見られず,着果後適度な降雨があり,玉伸びが良く大玉果が目立ちました。今作の販売数量は1,238.5t,共販額は305,920千円が目標であり,6月21日現在,出荷・販売は順調で共販額は目標を上回る見通しです。
南薩地域サツマイモ基腐病対策PT指宿市作業部会では,6月9日,午前山川地区,午後開聞・指宿地区のサツマイモほ場の一筆毎巡回調査を行いました。山川地区で2株発生ほ場1筆,開聞地区で1株発生ほ場2筆が確認され,それぞれにお知らせ杭とお知らせ棒を立て,対策を周知し,後日,適正に処理されたことを確認しました。また,6月15日,サツマイモ基腐病対策チラシを2,500部作成し集落班回覧を行いました。
6月1日,オクラを栽培する新規就農者等を対象に『令和5年度オクラニューファーマー講座』を開講しました。今回が第1回目で,新規就農者等20名,関係者8名が出席し,指宿校区公民館での座学研修とほ場での現地研修を行いました。座学研修では,露地栽培の管理ポイント等を学び,専門家(税理士)から,収入保険制度やインボイス制度について学びました。講座には,指導農業士も講師として出席し,栽培管理の事例紹介や助言等を行いました。本年度は,同講座をあと2回計画しています。
写真1_オクラニューファーマー講座の様子1 | 写真2_オクラニューファーマー講座の様子2 |
新規就農者9名に対し,6月8日に経営管理,制度資金,補助事業,農作業安全,12日に土壌肥料,病害虫,指導農業士からの提言,22日にパソコン簿記記帳を内容とした新規就農基礎講座を南薩地域振興局指宿庁舎で開催しました。特に,指導農業士からは,地域の農業者との情報交換や仲間づくりにより,新技術などの情報収集ができる点など自らの経験をもとにした講話があり,新規就農者も興味を示しました。今後も,新規就農者に必要な情報等を提供していきます。
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください