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更新日:2022年2月13日
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薩摩隕石(国際名称:九州隕石)は,明治19(1886)年10月26日午後3時ごろ,県北部の伊佐地方に落下した一群の隕石で,そのうちの一つが鹿児島県立博物館に所蔵されています。隕石の落下地点は,当時の状況が不明で詳しいことは分かっていませんでしたが,昭和40年代後半になって落下地点の調査が行われ,隕石の分布と新聞の記事から南東から北西へ向かって落下したことが明らかになりました。
薩摩隕石の多くは国外に流出し,国内では国立科学博物館など4施設のみに収蔵されています。鹿児島県に落下した隕石でありながら,県内に1個もなかったことを考えれば,平成13(2001)年に買い戻された鹿児島県立博物館の薩摩隕石は,本県の貴重な文化財といえます。
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