開聞しだら節

開聞地域に伝わる伝説の1つが基になっていると言われ，その伝説によると，開聞岳の麓「天の岩屋」で雌鹿の口から生まれた「大宮姫」は天智天皇の后として宮中に召されました。雪合戦をした際，足袋が脱げ足の爪が2つに割れているのを見られたことをきっかけに故郷の開聞に帰る決心をしました。

天智天皇との別れを悲しむ大宮姫を慰めるために，お供が考案した唄と舞が「しだら節」と伝えられています。

現在，受け継がれているものは，大宮姫が宮中から開聞へ帰る道中をあらわしたものと言われています。

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