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更新日:2022年3月24日

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西郷隆盛が手がけた“萬福池"を紹介します。

萬福池築造工事

鹿児島県いちき串木野市羽島に,「萬福池」という池があります。
 
この萬福池は,弘化4年(1847)11月14日に,薩摩藩直営の工事として始められたそうです。
 
当時20歳の西郷隆盛は,薩摩藩の河川土木方の書役助としてこの工事に加わっています。工事は順調に進み,弘化5年(1848)3月2日に竣工し,その後,今日まで地域農業の発展に大きく寄与しています。
(昭和37年には老朽化のため堤等を改修し,現在に至っています。)
 
当時の西郷隆盛は,特に農民に理解を示し,嘉永4年(1851)には農政建向を出し,農政改善の方策について説いています。
 
この池を通して,西郷隆盛の農政への熱烈な想いが伝わってくるようです。
 
「参考:いちき串木野市教育委員会の案内板」
 
萬福池の様子

石積み

池の縁は石積みされており,畑の部分は棚田になっています。
当時は,どのようにして多くの石を調達し積み重ねていったのでしょうか?
 
棚田の様子

水神の石碑

案内板の近くの石碑の裏には,「弘化五年」と記されています。
 
水神の石碑

西郷隆盛の足跡

案内板等と一緒に,西郷隆盛の足跡と言われている「石」があります。
サイズ?は,かなり大きいような気がします。
 
西郷隆盛の足跡と言われいる石

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