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ホーム > 産業・労働 > 食・農業 > 畜産 > 家畜衛生に関する情報 > ランピースキン病に関する情報

更新日:2024年12月3日

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ランピースキン病に関する情報

令和6年11月6日,福岡県の乳用牛農場において,国内初となるランピースキン病(牛・水牛の病気)の発生が確認されました。

国内におけるランピースキン病発生状況

ランピースキン病はランピースキン病ウイルスによって引き起こされる牛や水牛の病気です。2024年11月6日以降、福岡県の13農場(乳用11農場、乳用・肉用1農場、肉用1農場)、熊本県の1農場(乳用)で本病の発生が確認されています。

ランピースキン病とは

  • ランピースキン病ウイルスにより起こる感染症。
    牛・水牛に皮膚の結節や水腫,発熱,泌乳量の低下等,多様な症状を示す病気。
  • 主に蚊,サシバエ,ヌカカ等の吸血昆虫(ベクター)による機械的伝搬により感染。
    汚染された飼料,水,器具を介しての感染もみられる。
  • 近年アジア全域で感染が拡大しており,日本では本年11月に福岡県で初発。
  • 発症牛の早期発見,隔離,ワクチン接種等による総合的な防疫対策が重要。
  • 人への感染の心配はありません。

侵入防止対策

1毎日の健康観察の徹底
・飼養牛の定期的な観察及び早期発見
→症状:全身の皮膚の結節や水腫、発熱、泌乳量の低下等。
本病を疑う症状がみられた場合、獣医師又は家畜保健衛生所への早期通報をお願いします。
・感染が疑われる牛の早期隔離
→農場内での感染防止。
外部からのウイルス持ち込み防止のため,導入牛も隔離飼育をお願いします。
・出荷等により農場外へ牛を移動させる場合の健康状態の確認
→牛の移動による伝染病のまん延防止。

2吸血昆虫対策
・殺虫剤の散布等による吸血昆虫(蚊、サシバエ、ヌカカ等)対策
→吸血昆虫によるウイルスの機械的伝播防止。

3飼養器具等の取扱
・飼養器具の消毒の徹底,他の農場で飼養された飼養器具の原則持ち込み防止
→ウイルスが付着した飼養器具等の持ち込みが感染の原因となるおそれがあります。

4診療,家畜人工授精等の注意点
・注射針、人工授精用器具等を使用する際は、1頭ごとに確実に交換又は消毒を実施。
→血液によるウイルスの伝播防止。

ランピースキン病パンフレット(PDF:350KB)

飼養牛に異常が見られたら最寄りの家畜保健衛生所までご連絡ください

連絡先 所在地 電話番号
鹿児島中央家畜保健衛生所 〒899-2201
日置市東市来町湯田1678
099-274-7555
鹿児島中央家畜保健衛生所熊毛支所 〒891-3604
熊毛郡中種子町野間6065
0997-27-0036
鹿児島中央家畜保健衛生所大島支所 〒894-0512
奄美市笠利町中金久77
0997-63-0045
鹿児島中央家畜保健衛生所大島支所
喜界町駐在機関
〒891-6202
大島郡喜界町湾160-1
0997-65-0046
鹿児島中央家畜保健衛生所大島支所
瀬戸内町駐在機関
〒894-1510
大島郡瀬戸内町古仁屋瀬久井西20-6
0997-72-0246
鹿児島中央家畜保健衛生所徳之島支所 〒891-7101
大島郡徳之島町亀津913
0997-83-0074
鹿児島中央家畜保健衛生所徳之島支所
和泊町駐在機関
〒891-9112
大島郡和泊町和泊500-4
0997-92-0043
鹿児島中央家畜保健衛生所徳之島支所
与論町駐在機関
〒891-9301
大島郡与論町茶花1420-2合庁内
0997-97-2033
南薩家畜保健衛生所 〒897-0302
南九州市知覧町郡4210-18
0993-83-2156
北薩家畜保健衛生所 〒895-0067
薩摩川内市上川内町5568-1
0996-22-2184
姶良家畜保健衛生所 〒899-5241
姶良市加治木町木田1641-1
0995-62-3070
曽於家畜保健衛生所 〒899-7601
志布志市松山町新橋21-17
099-487-2351
肝属家畜保健衛生所 〒893-0025
鹿屋市西祓川町145-1
0994-43-2515

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

農政部家畜防疫対策課

電話番号:099-286-3224

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