更新日:2026年4月22日
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令和7年度は、以下の7校でかごしま景観学習を実施しました。
県では、かごしま景観学習実施校に対して、講師の派遣等、3年間の支援を行っています。
| 小学校名 | 開始年度 | |
| 新規校(1年目) | 十島村立中之島学園 | R7~ |
| 肝付町立岸良学園 | ||
| 屋久島町立永田小学校 | ||
| 継続校(2年目) | 薩摩川内市立水引小学校 | R6~ |
| 霧島市立高千穂小学校 | ||
| 継続校(3年目) | 枕崎市立別府小学校 | R5~ |
| 与論町立那間小学校 |
「発見!中之島の良き風景」
自分の住むまちの景観について、写真を撮影したり、その背景を調べたりする活動を通して、中之島の魅力や課題等に気づく。自分の住んでいる地域に誇りをもち、自分なりの方法で今後も自分の住むまちの景観を守っていこうとする意欲をもつ。
【学習活動の様子】
〔7月8日〕県からの派遣講師:東川隆太郎先生
東川先生の講話と学校周辺のフィールドワークを行った。十島村が日本でも有数の活火山地帯であることや、中之島の御岳から取れる硫黄が火薬の原料になっていることなどを聞き、身近な山に自分たちの知らない歴史などがあることを知り、驚いていた。
〔その他〕
2回目のフィールドワークでは、地域の人から教えてもらったことを確かめながら、昔使われていた建物や土砂崩れの痕、海岸のゴミを見た。今は使われていない建物や道の昔の役割や起こった出来事などを知り、興味を持った。また、海岸にいろいろなゴミがあることに気付いた。
3回目のフィールドワークでは、東区温泉横海岸のゴミ拾いと調査を行った。東区温泉横海岸のゴミが多いことを知り、ゴミ拾いと落ちているゴミの種類などを調べた。いろいろな種類のゴミが落ちていることや外国からのゴミが多いことなどに驚いていた。
【学習の成果】
かごしま景観学習に取り組むことで、これまで知らなかった中之島の魅力に気付くことができた。普段何気なく見ている風景も視点や目的をもって見ることでいろいろなことに気付き興味をもつ児童が多かった。十島村という地域上、元々島に住んでいる児童も新しく山海留学生としてきた児童も中之島に対して愛着を深めるきっかけになった。今後は、まだ見つけていない島の絶景や風土、産業など学びを広げ、さらに多くの人に伝えていけるような活動を展開していきたい。


「目指せ!ウミガメ博士」
自分たちの住む岸良の特色であるウミガメの産卵について調べ学習を行うことで、岸良の魅力に気付く。ウミガメの上陸地に適した場所であること、更により多くのウミガメに上陸してもらうための方法を考えることと、岸良の景観をリンクさせながら、より多くの岸良の魅力を発信する。
【学習活動の様子】
ウミガメ科の学習をとおして、浜清掃、採卵、ウミガメハウス管理、ふ化調査の活動を行った。


【学習の成果】
保護者や地域の方々も活動に参加いただくことが多く、地域一丸となって、ウミガメを守ろうとする意識を持つことができた。児童から、岸良浜のゴミをもっと減らしたいなど、来年度のかごしま景観学習につながるテーマを発見できた。
「永田のひみつ大発見」「永田小が続いていくために」
地域の身近な「景観」を切り口として、まずは自分たちが住む屋久島町永田の自然や魅力を自ら発見し、考えることができる。
【学習活動の様子】
〔5月12日〕県からの派遣講師:浜本麦先生
オンラインにて、浜本先生による景観についての講話を行った。
〔7月12日〕県からの派遣講師:浜本麦先生
浜本先生と共に、自分たちが住む永田を探険し、「景観」の捉え方や当たり前の風景が実は素晴らしいものであることに気付くことができた。


〔その他〕
動画作成、看板設置などを通して、自分たちの考えをまとめ、屋久島町で実施されるESDウィークで発表した。


【学習の成果】
「かごしま景観学習」に取り組むことで、児童はこれまで以上に自分たちの住む永田の魅力について気付くことができた。また、現在他教科で学習していることや、既習事項をこの学習とつなげ、横断的な学習を組むことができた。それにより、児童が主体的に学ぼうとする姿が多く見られた。また、外部講師の指導により専門的に学ぶことができ、児童が意欲的に学習することができた。
当たり前だと思っていたことから、課題を見つけ、解決に向かって活動する姿は、生きる力の育成へとつながり、更にふるさと永田の良さを再発見し、守り続けようとする態度にもつながるものだと考える。
今後は、視野を広げ、新たな「景観」から課題を見つけ、解決する力の育成につながる計画を立て、系統的に学習できるよう学習活動を展開していきたい。
「未来に残そう水引の景観」
地域の景観の素晴らしさを発見し、未来に残したい地域の景観について五感を働かせながら調べ、まとめ、発信する活動を通して、ふるさとに誇りと愛着をもち、自分なりの方法で今後も自分の住むまちの景観を守っていこうとする心情をもつ。
【学習活動の様子】
〔5月29日〕県からの派遣講師:浜本麦先生
「景観とは何か。」について学び、今年度に探究する西方地区、湯田地区を訪問し、未来に残したい景観を見付けることができた。

〔その他〕
一人一人未来に残したい景観を選び、写真展を開いた。写真展は1月の授業参観の際に掲示し、保護者に景観学習での取り組み、子どもたちの考えや思いを知ってもらうようにした。

【学習の成果】
子どもたちは、「かごしま景観学習」を通して、自分たちの住む町には未来に残したい様々な景観があることを知ることができた。また、景観は「目で見るもの」だけでなく、触った感触や匂い、味、音など、五感を通じて感じ取るものであることに気付くことができた。子どもたちは砂浜のさらさらした砂の手触りや海の匂い、地域の食べ物の味、波の音などに目を向け、景観が自分たちの生活と深く関わっていることを実感していた。また、景観を総合的に捉える視点が育ち、地域の良さを五感で感じ取りながら、大切にしていこうとする意識の高まりが見られた。
見つけたよ!私たちのまちのすてきな景観を作成(JPEG:505KB)
「霧島ジオパークを伝えよう」
高千穂には、ジオパークに認定されている豊かな自然があることを体験を通して知ることで、そのよさを理解し、自分なりに発信しようとする。
【学習活動の様子】
〔5月27日〕県からの派遣講師:東川隆太郎先生
郷土に詳しい東川先生から、「風景」と「景観」の違いについて学習した。
〔その他〕
霧島ジオパークについて、実地調査の準備として霧島市役所の専門員の方を講師に迎え、霧島山の成り立ちや探勝路探索での気付きに繋がる学習をした。その後、ジオガイドを講師に迎え、丸尾自然探勝路を探索した。たくさんの種類の虫や植物がいることや豊かな自然に気付くだけでなく、森の大切さや霧島の自然の成り立ちについて学習した。
【学習の成果】
今回の「かごしま景観学習」を通し、これまでも感じてきていたことではあるが、「ふるさと高千穂」の景観について、その特徴や魅力、たくさんの人の関わり等、知識として整理して学ぶことができた。児童にとって、ふるさとへの愛着と誇りを持つことができ、将来について考えるきっかけともなった。
「目指せ!景観プランナー」
別府の地域にはどのような景観のよさがあるか発見し、自ら調べる。別府の地域の景観の素晴らしさに気付き、感じたことや分かったことを伝える。
【学習活動の様子】
〔5月30日〕県からの派遣講師:東川隆太郎先生
校区でフィールドワークを行い、講師の東川先生から別府の歴史について学習した。児童はグループ毎にデジタルカメラを1台持ち、自分たちがお勧めしたい写真を自由に撮った。

〔その他〕
オリジナル白地図、景観すごろく、カルタ、写真スクラップなどグループで決めた方法で、景観を見に行った際に撮った写真を現像し、使用したいサイズに合わせて切り、添付しながらまとめた。


【学習の成果】
「地域のよさの伝え方」や「地域の美しさを守る方法」を児童主体で考えさせることで、自ら課題を発見し、課題を解決する方法を見出すことができた。景観学習で見に行った景観を家族で再度訪れた子どもも多く、学習と生活が関連付けられていた。
カルタ、オリジナル白地図、(JPEG:496KB)景観すごろく、写真スクラップ(JPEG:509KB)を作成
「那間・与論の「魅力」を発見!そして,発信!!」
活動を通して、自分の地域の景観を守る、または携わる活動をしている人々の思いを知り、その景観に対する理解を深め、地域の一員として景観を残していこうという意欲を育てる。
【学習活動の様子】
〔6月3日〕県からの派遣講師:西嶋啓一郎先生
景観の捉え方や観察力の大切さについて丁寧に説明していただき、かごしま景観学習のイメージをもつことができた。
〔2月10日〕県からの派遣講師:西嶋啓一郎先生
西嶋先生を招き、1年間の学習で気付いた与論・那間の魅力を発表した。更に学習を深めるための視点からアドバイスをいただいたり、西嶋先生からアドバイスをいただきながら与論の景観マップ作りを行った。

〔その他〕
与論島内や校区内の景観の特徴、土地利用の様子について調べ、実際に見学へ行ったり、インタビューをしたり、身近な美しい与論の海の海水を使った実験活動をしたりしたことで、景観への理解を深めることができた。その後、中間発表として保護者や地域の方へ班ごとに見つけた魅力を発信したり、子どもたちが撮影したおすすめの写真を景観マップとしてまとめた。

【学習の成果】
かごしま景観学習を通して、子どもたち自身が自分たちの住む与論・那間の魅力について改めて知ることができた。その結果、自分たちのふるさとを誇りに思うことに繋がった。また、景観をただのきれいな風景と捉えるのではなく、人々の思いにふれることを大切にしたことで、多くの人の努力や願いがあることに気付くことができた。日常生活の中で美しい景観に気付いたり、関心をもったりすることの大切さを学ぶことができた。
令和7年度の学習成果の展示の様子(令和8年3月2日~令和8年3月27日まで県庁1階にて展示)


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