更新日:2021年12月1日
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平成28年に,加熱調理を前提とした冷凍メンチカツを原因食品とする腸管出血性大腸菌O157による食中毒事例が広域で発生しました。
当該メンチカツは,未加熱の挽肉が使用されており,消費者が加熱調理して喫食する製品です。
生肉や生肉を含む加工食品には,食中毒菌等が存在する恐れがあります。
カツやフライ類等の,衣が付いた製品についても同様に注意が必要です。
特に,メンチカツやハンバーグ等の挽肉を使用した製品であって,未加熱の状態で販売されているものは,その製品の特性上,内部にまで食中毒の原因となる菌等が存在する恐れがあります。
中心部の色が変化するまで,十分に加熱しましょう。
購入した生肉等は,すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れ,食中毒菌の増殖を防ぎましょう。
未加熱の食肉調理品から,他の加熱しないで摂取する食材や,調理済み食品への食中毒菌等の汚染を防ぐことも重要です。
体調を崩したら,速やかに医療機関を受診しましょう。腸管出血性大腸菌による食中毒は,重症化する恐れもあります。
食中毒の主な症状は,下痢,嘔吐,発熱です。発症までの時間は,病因となる食中毒菌等によって異なり,数時間で発症するものから,一週間程度で発症するものまであります。
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