持田棒踊り保存会
持田の棒踊りは、明治31年5月頃、川辺から吾平町麓寺ヶ迫に移住されてきた加覧喜次郎という人が、持田の東桂木三太郎氏に伝授され、持田の棒踊りとして広められたものです。
棒踊りは闘争の意味は薄く、持ち物を十字に打ち合わせることは、古く悪魔払いの意味があったとされています。3尺棒と6尺棒を強く打ち合う持田の棒踊りを「真影流棒踊り」と称したのは、その踊りの勇壮さを誇ったものです。
服装は、白鉢巻、浴衣、角帯、五色のたすき、手甲、けはん、わらじがけのいでたちで、6人1組で組数をつくり、「アラソイ・ソイ」の掛け声勇ましく踊るものです。現在、持田棒踊り保存会が結成され、保存に全力を注がれており、平成17年度においては無形文化財伝統芸能伝承活動として、地区内の小学校4年生から6年生の子供たちに棒踊りが伝授され、文部科学省指定の「児童生徒の心に響く道徳教育研究公開」で舞台発表が行われました。
公開日時
11月3日(吾平町文化祭)※平成17年の日程
公開場所
開催風景
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