神屋・湯湾岳

国指定天然記念物

kamiya_yuwan

指定年月日

昭和43年11月8日

所在地

奄美市，大島郡宇検村

概要

神屋は，住用川上流住用ダム周辺の神屋国有林のことで，樹齢100年を越えるスダジイを中心とする亜熱帯性の照葉樹林が広がり，渓流沿いにはアマミクサアジサイ，アマミコナスビ，アマミスミレなど奄美固有の植物も多く自生しています。

湯湾岳は，標高694mの奄美最高峰で，山頂一帯にはミヤマシロバイ，ミミズバイなどハイノキ属の樹木が4種も出現するなど注目すべき特徴をもった低木林が発達しています。

両地域とも我が国に残された貴重な亜熱帯林として保護されていますが，さらに，この地域に生息するアマミノクロウサギやオオトラツグミなど貴重な野生動物の生息地にもなっています。

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