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更新日:2007年12月5日

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唐僧鑑真 秋目に来着

失明の果てに6回目の日本渡航を試みた唐僧鑑真は,天平勝宝5(753)年,薩摩国阿多郡秋妻屋浦…現在の南さつま市坊津町秋目に上陸しました。
日本に仏教が伝来してこのかた,年を追って興隆に向かうとはいえ,僧尼の質となると問題が多く見られるようになり,そのため,戒律を守り修業を積んだ真の僧尼を育成できるような制度の確立が要望されていました。
そのような折,日本仏教界の招請に応じたのが唐の高僧鑑真だったのです。
来日後,鑑真は戒壇院を築いて多くの僧尼に授戒し,日本仏教の刷新に力をつくしましたが,763(天平宝字7)年,76歳をもって唐招提寺で入寂しました。
 
鑑真和上上陸記念碑の写真

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