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更新日:2021年12月7日

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お田植え祭「せっぺとべ」

「せっぺとべ」は,日置八幡神社と吉利鬼丸神社のお田植え祭りの一環として行われます。
由来は不詳ですが、文禄4年(1595)、日置島津家3代常久が、八幡神社を領地日置郷の総鎮守社と定め、同社のお田植え祭で各集落からお田植え踊を奉納するようになった際に始まったようです。

お田植え踊は、子どもたちを中心に、八幡の虚無僧踊・棒踊、日新・山田の鎌踊、諏訪の笹踊が八幡神社で、吉利北・南・中区の鎌踊、扇尾の虚無僧踊・棒踊が鬼丸神社で奉納されます。各踊りは、昭和58年9月、旧日吉町指定、平成17年5月1日には、日置市誕生により市指定の無形民俗文化財になっています。八幡神社では、大王殿(でおどん)と呼ばれる巨大な人形が練り歩くのも見どころです。

各踊りの後、各神社神田で白襦袢に白腰巻、白足袋で、手ぬぐいを首にかけたり、頭に巻いたりした二才衆(15~35才)らによる「せっぺとべ」が行われます。集団で輪になり、泥まみれになりながら踊り、歌い、途中、成年に酒もふるまって、徐々に盛り上がっていきます。「せっぺとべ」は、「精一杯跳べ」の意で、足で田を耕す足耕の名残といわれます。こうした若者が田んぼで泥まみれになって飛び跳ねる行事は、この地域独自のものです。
 

公開日時

毎年6月第1日曜日

公開場所

開催風景

神田で踊る参加者
神社脇の仮の神田
お田植え祭りに現れる大王殿

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