総合体育センター：中高保健体育実技講座②を実施しました

目的

学習指導要領の趣旨を踏まえた体育の授業の在り方について，講義や実技等を通して理解を深め，ICT等を使った効果的な指導法を身に付けたり，各自が抱えている学校体育経営上の課題やその解決策について意見交換を行ったりすることで，実践的な指導力を高める。

 

期日

令和6年11月29日（金曜日）

 

場所

県総合体育センター体育館(県体育館)

 

参加人数

中学校12人，高等学校3人，計15人

 

日程及び研修内容

日程	時間	内容	内容
11月29日 (金曜日)	9時10分~9時25分	受付
	9時30分~10時40分	講義	「学習指導要領の趣旨を踏まえた指導と評価」
	11時00分~16時00分	実技	「球技（ゴール型）」
	16時00分~16時30分	協議	「課題別学習・情報交換」

 

活動の様子

 

講義：学習指導要領の趣旨を踏まえた指導と評価	実技：体つくり運動 【転がるボールよけ】
実技：主運動（球技：ゴール型）につながる運動 【タグ鬼ごっこ】	実技：主運動（球技：ゴール型）につながる運動 【コーンタッチ】
実技：球技（ゴール型） 【バスケットボール】	協議：課題別学習・情報交換

 

受講者の感想

• 実技を通して主運動につながる動きの具体例をたくさん経験できたので，すぐ授業で実践したいと思いました。また，先生方と協議をすることで悩みの共有等できたので良かったです。体育が楽しいと言ってもらえるような生徒主体の授業づくりを目指し，日々研鑽していきたいと思います。
• 基本的なボール操作やボールを持たない時の動きにつながる活動方法がいろいろあったので，勉強になりました。協議では，専門的な意見も含めながら生徒の視点に立った意見交換ができました。
• 最初の導入部分で入れてみたいと思う運動がたくさんありました。バスケットボールに関する動作を取り入れた練習（タグを使用した運動等）を最初に入れることで，よりバスケットボールに入りやすいと改めて思いました。球技が苦手な生徒も楽しめると思いました。今後，取り入れていきたいです。
• ウォーミングアップでの体つくり運動やバスケットボールのパスやシュートの数に注目した内容を学べて良かったです。また，他校の先生方との意見交換でも学びがあって良かったです。
• 講義では，学習指導要領に書かれている重要なことを再確認できました。実技・協議では，いろいろな動きや作戦，改善点が出てきましたが，運動の苦手な生徒でも楽しく参加できる方法などを学べました。
• 練習やゲームの中で協議（ミーティング）をすることは大切だと感じました。作戦を工夫し，次につながる話ができました。授業でもこのような場の設定をしていくと，主体性を伸ばし，皆で協力することの楽しさなどを感じさせることができるのではないかと思いました。また，共生の視点から，男女共習を進めていく必要性を感じたので，無理なくできることから取り組んでいきたいと思います。