取り組み例(適切な換気方式の決定)
計画換気システムの種類は、多種ありますが、温暖な地域での計画換気は、第3種換気(排気を機械ファンで行い、給気は自然給気口から行う集中排気型)による排気型換気方式が適しています。
次世代省エネルギー基準では、住宅内の圧力を高くする方式は、湿気を含んだ住宅内の空気が壁体内に浸入する可能性があるので、排気型換気方式を推奨しています。
この方式では、室内を負圧に保つため壁体内結露を防止するために有効です。また、便所や浴室、納戸等の汚染空気を確実に除去するためにも、住宅には排気型換気が適しています。
図13-3排気型集中換気(24時間換気)システムの概念図
各居室から汚れた空気を集中的に吸引し、常に良好な室内空気質を維持する排気型の24時間換気システムの概念図。高断熱・高気密化住宅と換気システムは合わせて検討することが大切です。
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