更新日:2026年5月12日
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奄美大島及び徳之島における生物多様性保全の取組の一環として、令和7年6月に環境省、奄美大島自然保護協議会(奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町)、徳之島地区自然保護協議会(徳之島町、天城町、伊仙町)、世界自然遺産推進共同体及び鹿児島県の連名で動植物持ち出しに関する共同文書を発出しております。
奄美大島・徳之島における動植物持ち出しに関する共同文書(外部サイトへリンク)
この度、この共同文書に関する英語、韓国語及び中国語(簡体字、繁体字)の3言語4種類のチラシを作成しました。
本チラシを御活用いただき、共同文書の内容及び趣旨を来島者へ広く呼びかけていただけますと幸いです。
奄美大島と徳之島は、琉球列島の地史を反映した独自の生物の進化、種分化を背景に、アマミノクロウサギに象徴される固有種のほか、豊かな動植物を有する島です。
世界的にみて、生物多様性が突出して高い地域であり、固有種や希少種に代表される生物多様性の保全上重要な地域として、その顕著で普遍的な価値が認められ、2021年7月、世界自然遺産に登録されました。
その自然環境は、遺産登録地とその周辺地域が島全体にわたり連続的に形成され、また、固有種や希少種のみならず、あらゆる動植物が一体となり島の自然生態系を成立させています。
古い時代から深く島に根付き、生き続けてきたそれらの動植物は、奄美大島と徳之島をそれぞれ一つの家に例えると、かけがえのない「島の家族」といえます。
しかし、近年、これらの動植物の島外への持ち出しが確認されています。
動植物の持ち出しによって大切な「島の一員」が失われることは、島の生物多様性を脅かし、島の生態系の劣化にもつながりかねません。また、これらの島の動植物が他地域で外来種となる懸念も生じます。わたしたちは、そのような事態を避けるために、動植物の島外への持ち出しを自粛してほしいと考えています。
奄美大島と徳之島に生息・生育している動植物は、長い年月をかけて島の自然環境に適応し、命をつなぎ、現在、目の前に存在しています。多様な動植物はその存在を通じ、わたしたちに様々な恩恵を与えてくれます。
わたしたちは、それらの動植物が、これからも、それぞれの生息・生育地で子孫を残すことができ、その自然の姿が失われることがないよう、地域全体の総意をもとに、見守り続けていきます。
世界的にも類いまれな価値を有する奄美大島と徳之島の自然環境を人類共通の遺産として、よりよい状態で後世に引き継いでいくため、わたしたちの保全の取組へのご理解とご協力をお願いします。
令和7年6月12日
奄美大島自然保護協議会(奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町)
徳之島地区自然保護協議会(徳之島町、天城町、伊仙町)
鹿児島県
環境省奄美群島国立公園管理事務所
世界自然遺産推進共同体
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