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更新日:2022年7月16日

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かごしまCO2固定量認証制度について

木は,地球温暖化の原因である二酸化炭素を吸収し,伐採・加工された後も炭素を木材の中で貯蔵(固定)しています。また,木材は,鉄やコンクリートに比べて,製造や加工時のエネルギーは少ない材料であり,さらに,地域の木材を積極的に使用することは,身近な森林の整備も促進され,木材輸送に係る二酸化炭素(CO2)の排出削減により地球温暖化防止にもつながり固定量認証の仕組みます。
このため,県では,木造建築物に使用されたかごしま材のCO2固定量を認証(環境貢献度の『見える化』)を行い,県民等の地球温暖化防止に対する認識を深めるとともに,かごしま材の利用拡大を推進します。

対象者

住宅や公共施設等の木造建築物の建築主

認証の要件

県内に新築する木造建築物のうち次に掲げる要件をすべて満たす建築物のCO2固定量を認証します。

認証の要件

木造住宅

住宅を除く
木造建築物

  • かごしま緑の工務店(※1)が住居用として建築する住宅

  • かごしま材(※2)の使用量が10立方メートル以上の建築物

  • 平成23年度以降に着工した建築物

(※1)かごしま緑の工務店とは,別に定める「かごしま緑の工務店登録要領」により登録された工務店

(※2)かごしま材とは,県内の森林から伐採された素材(原木)を県内の製材工場等において加工された製品をいう。

認証申請に必要な書類★(1)~(7)全て必要です。

(1)CO2固定量認証申請書
(2)木材使用実績計算書(総括表,計算書)

認証申請書(住宅)

申請書(住宅)(WORD:25KB) 申請書(住宅)(ODT:20KB)

認証申請書(住宅以外)

申請書(住宅以外)(WORD:26KB) 申請書(住宅以外)ODT:19KB)(ODT:21KB)

木材使用実績計算書

使用実績計算書(EXCEL:79KB) 使用実績計算書(ODS:22KB)

(3)合法木材認定事業者が発行する県産材出荷証明書(原木)

(4)合法木材認定事業者が発行するかごしま材出荷証明書(製材品)

(5)県内のかごしま材認証工場が発行する認証かごしま材出荷証明書(製材品)

(6)申請木造建築物の状況写真(棟上げ時:木材利用状況が分かる写真,完成時:建物全体が分かる写真)

(7)その他知事が定める書類(位置図)

(注1)申請は,木造建築物が完成した当年度又は翌年度までに行ってください。

審査・認証

(1)固定量の算定

IPCCガイドラインに準じ,CO2の固定量を算定します。

CO2固定量=かごしま材使用量×木材の密度×木材の炭素含有率×CO2換算係数
(t-CO2)[立方メートル][t/立方メートル]
【用語の定義】
  • 木材の密度:気乾状態の材積に対する全乾状態の質量の比(t/㎥)
  • 木材の炭素含有率:木材の全乾状態の質量における炭素含有率(「日本国温室効果ガスインベントリ報告書」における最新の値を適用する。)
  • CO2換算係数:炭素を二酸化炭素に換算する係数(12分の44)

(2)認証審査会での審査

学識経験者等からなる二酸化炭素削減・吸収量認証審査会において,固定量が適正であるかなどについて審査を行った上で認証を行います。

(3)認証書の交付

申請者には,認証書を交付します。

かごしまCO2固定量認証の体系図

認証の流れ(住宅以外)

申請窓口

鹿児島県環境林務部森林経営課計画指導係

890-8577
鹿児島市鴨池新町10番1号(鹿児島県庁行政庁舎13F)

電話:099-286-3360,FAX:099-286-5609

かごしまCO2吸収量等認証制度実施要綱,要領

環境にやさしい「かごしま木の家」づくりの推進(木造住宅)

詳しくは,県ホームページ「環境にやさしいかごしま木の家づくり」をご覧ください。

このほかのCO2吸収量等の認証制度

 

よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部森林経営課

電話番号:099-286-3360

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