毎月勤労統計調査地方調査結果（平成26年平均）

1賃金の動き

平成26年の常用労働者1人平均月間現金給与総額（調査産業計）は，規模5人以上で257,851円，前年比3.2％増（規模30人以上は278,074円，前年比0.8％増）であった。

このうち，定期給与は218,984円，前年比2.4％増（規模30人以上は232,759円，前年比0.1％減）であった。

また，所定内給与は205,854円，前年比2.0％増（規模30人以上は217,154円，前年比0.6％減）であった。

なお，特別給与は38,867円（規模30人以上は45,315円）であった。

2労働時間の動き

平成26年の常用労働者1人平均月間総実労働時間（調査産業計）は，規模5人以上で150.0時間，前年比0.6％減（規模30人以上は152.1時間，前年比増減なし）であった。
このうち，所定外労働時間は8.8時間，前年比2.1％増（規模30人以上は9.2時間，前年比2.5%増）であった。
また，出勤日数は19.7日，前年差0.2日減（規模30人以上は19.6日，前年差0.1日減）であった。

3雇用の動き

平成26年の常用労働者数（調査産業計）は，規模5人以上で481,263人，前年比1.4％減（規模30人以上は255,249人，前年比1.1%減）であった。
このうち，パートタイム労働者数は137,980人，パートタイム労働者比率28.7％（規模30人以上は68,230人，パートタイム労働者比率26.7％）であった。
また，労働異動率は入職率1.89％，離職率2.00％（規模30人以上は入職率1.62％，離職率1.62％）であった。

4就業形態別労働者の賃金・労働時間

平成26年の一般労働者1人平均月間現金給与総額（調査産業計）は，規模5人以上で325,044円（規模30人以上は341,755円）であった。これに対し，パートタイム労働者1人平均月間現金給与総額は，規模5人以上で90,685円（規模30人以上は103,566円）であった。
次に，1人平均月間総実労働時間（調査産業計）をみると，一般労働者は，規模5人以上で171.9時間（規模30人以上は171.1時間）であった。これに対し，パートタイム労働者は，規模5人以上で95.6時間（規模30人以上は100.0時間）であった。