住吉神社の流鏑馬
住吉神社の流鏑馬は、県下三ヶ所(他に肝付町高山の四十九所神社,日置市吹上町の大汝牟遅神社)で行われる流鏑馬の一つで、江戸時代末には既に行われていたことが、三国名勝図会に記載されています。いつ頃から行われたかは不明です。時期は秋の豊祭で、かつては11月19日でしたが、今は11月23日の勤労感謝の日に行われています。
行事の性格は国家安泰・五穀豊穣で、的に矢がたくさん当たれば翌年は豊作になると言われています。昭和56年に県指定無形民俗文化財となっています。
当日は午後1時頃から神事があり、本儀は2時頃から始まります。二百数十メートルの参道に三つの的が設置されており、馬を鳥居から神社方向へ走らせて、馬上から弓で矢を放ち、的を射る勇壮な行事です。射手の装束は、鎌倉時代の巻狩の姿と言われます。
境内では奉納武道大会もあり、豊祭料理のコンニャクや甘酒が振る舞われます。
公開日時
11月23日
公開場所
開催風景
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください