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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事へのたより > 令和7年度のご意見・ご提案 > 意見・提案(令和8年2月)

更新日:2026年4月15日

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意見・提案(令和8年2月)

1.インバウンド誘客促進特別事業について

1【インバウンド誘客促進特別事業について】(知事へのたより)

意見の概要

インバウンド誘客促進特別事業について、様々な御意見をいただきましたので、本県の考え方を次のとおり回答させていただきます。

(主な御意見)
・私たちの税金を使って新幹線を無料にしてまで外国人に来て欲しくない。
外国人に頼らない本県観光の活性化を模索する。(→(1)、(8)、(14)~(15)、(20))

・観光客を増やしたいなら、見どころのある観光施設をもっと増やす努力が先だ。(→(1)、(2))

・なぜ外国人のみを対象にするのか、また、本事業により見込まれる経済効果及び費用対効果をどう試算しているのか示せ。(→(7)~(12)、(14)~(15))

・外国人だけ優遇する施策であり、日本人・県民差別ではないか。(→(3)~(6)、(13)~(15)、(20))

・外国人が増えることで犯罪は増えるし、外国人はマナーが悪い。今回の事業は、観光産業の発展につながらず、オーバーツーリズムを生むだけだ。(→(18)、(19))

・外国人観光客は利益が出ないばかりか、本来、来店されるはずの地元の客が来なくなる。また、国際情勢によりパタリと来なくなるので、安定した集客・収入につながらない。(→(8)、(14)~(15)、(16)~(17))

担当所属 PR観光課
対応・取り組み状況

(1)本県では、観光の「稼ぐ力」の向上のために、令和6年度策定した県観光振興基本方針に基づき、魅力ある癒やしの観光地形成に取り組み、本県の観光地としての魅力を生かして、国内外への戦略的な誘客や国際クルーズ船の誘致等を展開し、本県を訪れる観光客の増加に取り組むとともに、高付加価値な体験プログラムの造成などにより観光消費額の増加を図っていきたいと考えております。

(2)魅力ある癒やしの観光地形成につきましては、本県を訪れる観光客の満足度を高めるとともに、県内各地への周遊を促すため、地域の特性や資源を生かしたにぎわい空間の整備・充実など、魅力ある観光地づくりに、市町村や観光地域づくり団体等と連携を図りながら、取り組んでおります。
また、今年度から新たに、鹿児島ならではの地域資源を生かした高付加価値な体験プログラムの造成や、地域の関係者が一体となって取り組む、地域特性を生かした高付加価値な観光コンテンツづくりを支援することとしております。

(3)さらに県では、昨年からの香港線の運休や大雨などの災害の影響により、宿泊者数が大幅に減少したことを受けて、昨年12月から今年2月までの間、「南の宝箱鹿児島冬のあったか宿泊割」を実施し、低迷していた旅行需要の回復を図ったところです。

(4)この宿泊割では、県内での宿泊を伴う旅行に対し、宿泊代金の20パーセント、1泊当たり上限5,000円の割引助成を行い、当初予定していた26万人泊に対し、速報値で約30万人泊の宿泊があったところです。

(5)しかしながら、インバウンドを中心とした旅行需要の更なる低下が懸念されており、このため、緊急的な需要喚起策の第2弾として、本県の旅行シーズンが本格化する前の5月から7月にかけて、「冬のあったか宿泊割」と同規模の約26万人泊分の宿泊割引を実施することとしております。
また、この第2弾では、県内離島への宿泊を伴う旅行については、県本土への旅行と比較して交通費が割高になることを考慮して、1泊当たり8,000円まで割引上限を引き上げることとしております。

(6)第1弾と第2弾を合わせて約18億円の規模で、国内旅行を中心とした宿泊割を実施することにより、強力に本県旅行需要の回復を図ることとしております。

(7)本県のインバウンドについては、訪日客数が全国では過去最高となる中、コロナ禍前の水準を回復できておらず、最近の国際情勢から先行きが見通せない状況です。

(8)本県における令和6年の訪日外国人一人当たりの観光消費額単価は約8万6千円で、日本人の約3万円と比べると約3倍高く、本県観光関連産業の「稼ぐ力」の向上のためには、国内での誘致に加えて、インバウンドの誘致にも取り組むことが重要だと考えております。

(9)このため、本県においては、直行便の回復に努めつつ、直行便以外で本県を訪れる外国人観光客を増やしていく取組が必要であると考えております。
そうした観点から、海外の旅行予約サイト(OTA)を活用して鹿児島の魅力をしっかりと情報発信する旅マエのプロモーションを実施することで、鹿児島に行ってみたいという外国人観光客を増やし、戦略的市場である米国、シンガポール、タイ、ベトナムなどから国内の他空港を経由して鹿児島を訪れる外国人観光客を誘致したいと考えております。

(10)訪日外国人が羽田空港や関西国際空港等から航空機を利用して本県を訪れる場合、国内航空会社において、インバウンドを対象とした国内線乗り継ぎ便の運賃割引サービスが行われております。
一方で、福岡空港を経由して鹿児島に来ていただくという方法も重要な選択肢であり、訪日外国人が福岡から鹿児島を直接訪れる場合は、通常、新幹線を利用するものと考えておりますが、航空機と同様の運賃割引サービスが設けられておりません。

(11)このため、博多から鹿児島中央までの新幹線移動に対して、本県に少なくとも1泊することを条件に、他の国内の乗継ぎ便と同様にインセンティブを付与する取組を実証的に実施することにより、戦略的市場などから本県を訪れる外国人観光客を増やしてまいりたいと考えております。

(12)本事業は、単に福岡に来ている外国人観光客を本県へ誘致しようとするものではなく、鹿児島を訪問したいという外国人観光客に福岡経由というルートを認識してもらうことで、直行便以外で本県を訪れる観光客を増やしてまいりたいと考えているものです。

(13)外国人を優遇することを目的とするものではなく、本県の観光関連産業の「稼ぐ力」の向上のために実施するものです。

(14)この実証事業では、約2億円余りの予算で、外国人観光客2万人の利用を見込んでおり、これらの方々による県内での観光消費額は約17億円と推計され、観光関連産業の「稼ぐ力」の向上に寄与するものと考えております。

(15)観光関連産業は、農林水産業、商工業など関連する産業のすそ野が広い本県の基幹産業であり、直接的な観光消費額の増加にとどまらず、さらなる経済波及効果も期待でき、県民全体の利益につながるものと考えております。

(16)この事業を利用して来訪した観光客には、海外の旅行予約サイトを通じてアンケートを実施し、福岡経由を選んだ理由や、新幹線移動に対する感想などに加え、旅行先として鹿児島を選んだ理由や、旅行を通じて感じた鹿児島の魅力などについても伺い、この結果は、今後のより効果的なインバウンド誘客に活用してまいりたいと考えております。

(17)また、福岡から鹿児島へ新幹線を使って約1時間で来られるという近さを実感してもらい、SNSを使って本県の魅力や福岡から鹿児島へのアクセスのよさなどを情報発信すると、県産品などが当たるキャンペーンを実施することとしており、海外における本県の認知度や本県への来訪意欲の向上、外国人観光客の更なる誘客といった波及効果が得られる実証事業としたいと考えております。

(18)このほか、国内外の観光客に安心・安全に本県観光を楽しんでもらえるよう、案内情報の更新や案内板の多言語化など親切で分かりやすい案内標識整備等による情報提供、観光客を温かく迎え入れるホスピタリティの向上、観光ボランティアガイドや通訳ガイドの資質向上を図るための研修会の開催による人材育成などに取り組んでいるところです。

(19)本県の令和元年(コロナ禍前)の外国人延べ宿泊者数は約84万人泊でしたが、令和7年は約70万人泊(速報値)です。この事業で2万人の外国人観光客が本県を訪れたとしても、オーバーツーリズムのような事態は発生しないものと考えております。また、外国人観光客に対しては、ウェブサイト等を活用し、訪日旅行中のマナーの遵守について周知を図っているところであり、これまでのところ、目立った大きなトラブルや混乱は発生していないものと認識しております。

(20)県としては、鹿児島の「稼ぐ力」の向上を図り、経済を発展させることで、地域の格差是正を図り、県民所得の向上を図って、県民の暮らしと雇用を守るとともに、結婚・出産・子育てしやすい環境の整備や高齢者が健やかで生きがいを持てる社会の形成など、かごしま未来創造ビジョンに掲げた各般の施策に積極的に取り組むことにより、誰もが安心して暮らし、活躍できる鹿児島を目指してまいりたいと考えております。

 

 


 

 


 

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