インターネットオークション詐欺

概要

• インターネットオークションとは、インターネット上のオークションサイトに出品されている商品に希望者が入札し、指定期間内に最高価格を提示して落札した人が商品を購入できる仕組みです。オークションサイトには、落札者が商品の到着や内容の確認を行ってから代金の決済が行われるサービスを提供しているものもあります。
• インターネットオークションで商品を落札したが、入金しても品物が送られてこないなどの相談が寄せられています。

具体的な手口

• 「落札者がキャンセルしたから」「もう一つ同じ商品がある」「安くするので」等と理由をつけて、インターネットオークションサイトのシステムを介さずに個人同士で直接取引をするよう仕向け、先に代金を支払わせて商品を送らない。
• 代金引換で送られてきたので代金を支払ったが、小包の中は空っぽ（もしくは、全く違う商品や明らかな偽物）だった。

対処方法

• 人気商品が極端に安値で出品されているなど、怪しい品物に手を出さないようにしましょう。
• 相手方が信頼できる場合を除き、代金先払いの際は十分に注意しましょう。
• 代金を振り込む前に相手の身元（本名、住所、自宅の電話番号等）を確認し、明らかにしたがらない場合は取引を中止しましょう。
• 相手方と連絡がとれるときは、メール、電話、配達記録を付けた内容証明郵便などにより債務の履行を求めるなどしてください。
• 相手が応じないときは、オークション事業者、消費生活センター、弁護士等へ相談してください。
• 連絡がとれなくなった場合には、詐欺に遭った可能性があります。次の点に注意した上で、住所地を管轄する警察署へご相談ください。
  • やり取りした電子メールの文面を印字、保存する。
  • オークションの画面を印字、保存する。
  • 送金した際の小票（明細控え）を保管する。