更新日:2023年6月28日
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県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。6月になり,梅雨の季節になりました。
アジサイ
梅雨といえば思い出す花,アジサイを見付けました。もこもこと大きな薄いブルーの花が,積み重なるようにたくさん咲いています。でも,一般的に花と言われている部分は,装飾花で,萼(がく)が大きく発達したものです。そして,このアジサイは青色ですが,花の色は土壌の性質によって変わる品種もあります。土壌が酸性ならば「青」,アルカリ性ならば「赤」。植物って不思議ですね。
タイサンボク
ひときわ目を引く大きく美しい花を見付けました。タイサンボクの花です。花の直径は20cm近くもあり,迫力すら感じる美しさです。そばに寄ってみると優しい香りがしました。香水の原料や化粧品の香料として流通している「マグノリア」は,このタイサンボクのことだそうです。香りも存在感も高貴さを感じさせる花ですね。
クリの実の赤ちゃん
とってもとっても小さいクリの実を見付けました。直径は2cm足らずです。でも,大きいクリの実と同じように小さいとげとげがついています。秋になると,このクリの実が大きくなってぽこっと落ちてきます。でも,センターのクリの実に,実が入っているのをあまり見かけたことがありません。センターで暮らしているイノシシなどの動物の食べ物になっていて食べられているようです。
それにしても小さなクリの実。これからの成長が楽しみです。イノシシ達も楽しみにしているかもしれませんね。
ツバメ
宿舎の近くを歩いていると,ピーピーとかわいい声が聞こえました。近寄ってみると,巣箱の中からでした。それをそっと開けてみると・・・。
なんと,ツバメの赤ちゃんでした。床にはふわふわのコケや,枝が敷き詰められています。きっと親ツバメがふかふかな寝床を作るために,たくさん運んできたのでしょう。驚かせないようにそっと巣箱から離れました。
しばらくすると,親ツバメが餌を運んでいる様子が見られました。ピーピーと大きな鳴き声が聞こえます。
巣立ちの日が楽しみです。
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