更新日:2024年3月1日
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県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。立春も過ぎ,暦の上ではもう春です。2月は例年より少し暖かかったからか,赤崩山の麓には,例年より早く春が訪れています。
白木蓮(ハクモクレン)
空を見上げると,真っ白な美しい花が咲いていました。白木蓮の花です。早春の青空の中で,優雅に咲き誇っています。迫力を感じるほどに美しい花です。昨年の春,センターでの白木蓮の開花は3月上旬だったのですが,今年は少し開花が早いようです。
白木蓮の花はコブシと似ていますが,その見分け方は花びらの数にあります。コブシは6枚であるのに対して白木蓮は9枚です。そして,開花時期は,白木蓮の方が若干早く,コブシはソメイヨシノと同じくらいに開花します。
今年もセンターの開花リレーの始まりです。
カンヒザクラ
センターには,9種類・約350本のサクラの木があります。今年は,カワヅザクラの開花を皮切りに,カンヒザクラも開花しました。カンヒザクラの花は赤みが強く下向きに咲きます。そして,花が落ちるときには花びらが散らずに,がくごとぽとりと落ちます。そのため,カンヒザクラの周りは赤い絨毯をしきつめたようです。
現在,「春の散歩道開放~さくらの園・梅園~」として,施設開放を行っています。是非,センターに訪れて美しい桜の姿をお楽しみください。
椿
白い椿です。圧倒的な気品を感じる姿です。椿全般の花言葉は,「控えめな優しさ」「気取らない優美さ」「誇り」だそうです。「控えめ」というキーワードが多いのは,華やかで存在感のある花であるのに,香りがほとんどないことからつけられたそうです。特に白の椿の花言葉は,「至上の愛らしさ」「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」だそうですが,その花言葉も,この存在感の前では少し弱く感じてしまうほどの美しさです。
カブトムシの幼虫
例年5月に行われる主催事業では,カブトムシの幼虫無料配布の抽選会を行っています。それに向けてカブトムシの幼虫も成長中です。丸まったときの直径は6cmほどあり,丸々としています。土の中で夏が来るのを待っています。
寒い日もありますが,少しずつ春の訪れを感じられる赤崩山の麓です。
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