更新日:2023年4月26日
ここから本文です。
県立青少年研修センターは,赤崩山の麓にあります。4月になり,センター内を散策すると,様々な「春」を感じることができました。
ヤエザクラ
センター内のあちこちに,ヤエザクラを見ることができます。ヤエザクラは,古くより春の風物詩として親しまれ,日本人との関わりの深い花です。平安時代には,宮仕えをしていた女房の装束で五衣に桜色を用いることを「八重桜」と表現していたそうです。素敵ですね。
たけのこ
センターには,竹林があります。タケノコがにょっきりと背を出していました。土をやぶって出てくるその姿に生命力を感じます。
ソメイヨシノのさくらんぼ?
ソメイヨシノの花が散った後に,実を見つけました。ソメイヨシノは花を観賞する桜で,基本的には実はできないそうです。では,なぜセンターのソメイヨシノには実がなっていたのでしょう。実は,実ができるはずのないソメイヨシノですが,近くにソメイヨシノ以外の桜の木があった場合,その桜の花粉と受粉して実ができることがあるそうです。センターには,ソメイヨシノを含め9種類の桜の木があります。きっと,そのうちのどれかの桜の花粉と受粉して,実がなったのでしょうね。
ウマノアシガタ
梅園で,ウマノアシガタが一面に咲いているのを見付けました。ウマノアシガタは,キンポウゲ科キンポウゲ属の植物です。別名「キンポウゲ」は,ウマノアシガタの八重咲きのものを指すこともあるのだそうです。黄色いかわいい花です。でも,キンポウゲ科の植物には有毒植物が多いため,気を付ける必要があります。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
鹿児島教育ホットライン24 24時間いつでもあなたの相談を待っています。フリーダイヤル:0120-783-574