更新日:2024年12月26日

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第77回優良公民館表彰について

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公民館やその他公民館と同等の社会教育活動を行う施設のうち,特に事業内容・方法等に工夫をこらした活動を行い,その活動成果を生かして,人づくり・まちづくり・地域づくりに大きく貢献しているものを優良公民館として文部科学大臣が表彰し,今後の公民館活動の充実・振興に資するものです。

2表彰公民館の紹介

鹿屋市串良公民館細山田分館

  • キャッチフレーズふれあいび合いめ合う民館を目指して」

令和2年度から地域学校協働本部として,小・中学校と各種団体との連絡調整を行い,令和4年度からは子ども食堂実行委員会と連携した取組を積極的に展開するなど,関係機関・団体等と連携を強化した公民館運営に努めている。また,地域コミュニティ協議会と連携が深まったことで,共同で作成する広報物の発行につながった。

移動図書館車の誘致や民生委員による読み聞かせなど読書活動にも取り組むなど,各種市民講座や研修会等の充実とともに,地域唯一の社会教育施設としての大きな役割を果たしている。

鹿児島市城西公民館

  • キャッチフレーズ潤いと品格と輪あふれる館西」

多様な親子講座を開設し,応募率は定員の2倍以上であり,親子で楽しく学ぶ場となっている。特に,昭和末期に一度途絶えかけた県指定の伝統工芸品である「薩摩糸びな」講座を行い,伝統工芸の継承と普及に寄与している。

講座修了生を中心に組織している自主学習グループの育成に努め,現在47グループ,年間延べ14,000人が活動を行っている。自主学習グループが連絡会を組織し,地域総合文化祭やスポーツ大会,クリーン作戦などを行っている。特に,地域総合文化祭は地域の各種団体が学習成果を発表する貴重な場となっている。

奄美市笠利公民館

  • キャッチフレーズゆてぃもーれ!と人,笑顔が出逢う公民館」

住民のニーズを踏まえ,生涯学習講座を29講座開設し,参加者は延べ3,800人を超える。特に,笠利地区の伝統文化である八月踊りや島唄などの講座は,指導者の育成や世代間交流の場となっており,地域の伝統文化の継承に寄与している。

自習室とキッズスペースを開放し,子どもが楽しめるような環境づくりに努めている。また,SNSを活用した広報を行うことで,自習室の中・高校生の利用が増えるとともに,キッズスペースは,親子の交流や保護者相互の交流が生まれるなど子育て世代の新たな交流拠点になりつつある。

3彰式

和7年2月28日(金曜日)午前10時30分~午前11時

部科学省東館3階第一講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)

【対面とオンラインを組み合わせて開催予定】

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