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更新日:2022年5月19日

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台風への対策

対策の概要

鹿児島の気象災害のうち、特に被害の大きいのは台風です。

風圧力は、気象の状況、建築物の形、地形等によって異なり、複雑な様相を呈するので、一概には言えませんが、一般的には瞬間最大風速が60m/sのときに、周囲に風を遮るものがなく、かつ、窓や出入口の開口部を全て閉め切った状態では、概ね、図8-3のような影響を及ぼすと推測されます。
ここで注意しなければならないのは、風は、ただ押すだけではなく引く力も働くということです。屋根の瓦やトタンがめくられ、飛散するのもこの力によるものが多くなっています。特に、屋根の棟や、けらば及び軒の先端部分のように、風の流れに変化の起こり易い部分には、局部的に極めて大きな風圧力が作用します。
こうした部分の施工が適切でないと、その部分が破損することにより建物全体が大きな被害を受けたり、また、窓や出入口の開口部の台風対策が充分でないと、その破損によって、図8-5のような大きな風圧力を受け、思わぬ被害を招く結果になります。
したがって、建物の形状、風の流れを良く検討し、充分にその部分の補強を考えておくことが肝要です。(図の数値は風圧力、単位:Pa、()内はkg/平方メートル)
 
風圧力

主な手法

●平面形状・立面形状の工夫

●強風に強い屋根の工夫

●建築材料による対策

●植栽による強風の緩和
 

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土木部建築課

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