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ホーム > 社会基盤 > 砂防・土砂災害対策 > 土砂災害 > 土砂災害から自らの身を守るために

更新日:2023年12月6日

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土砂災害から自らの身を守るために

土砂災害から身を守るために知っていただきたいこと

害から身を守るために,台風や大雨の際は,土砂災害に注意してください。

土砂災害から身を守るために知っていただきたいこと(PDF:168KB)

土砂災害に備えて確認しましょう

なたがお住まいの地域は安全ですか。

鹿児島県内には,土砂災害のおそれのある土砂災害危険箇所土砂災害(特別)警戒区域が多数あります。日頃から,家の近くの土砂災害危険箇所,土砂災害(特別)警戒区域や避難場所等を確認しましょう。

お、土砂災害警戒区域等でない区域でも、土砂災害が発生する場合があります。付近に「がけ地」や「小さな沢」などがあれば注意してください。

砂災害危険箇所や土砂災害(特別)警戒区域は,鹿児島県土砂災害警戒区域等マップ(外部サイトへリンク)で御覧になれます。また,お住まいの地域の地域振興局・支庁の建設部、市役所・町村役場で確認できます。

雨が降り始めたら土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意しましょう

「土砂災害警戒情報」は,大雨により土砂災害の発生危険度が高まった時に,県と気象台が共同で市町村単位で発表します。

また,雨量情報などと一緒にホームページでも御覧になれます。(鹿児島県河川砂防情報システム)(外部サイトへリンク)

早めに避難しましょう

気象台,県,市町村等からの防災情報に注意してください。

市町村から避難勧告等が発表されたときや,前兆現象などを見つけて危険を感じたときは早めに避難してください。

夜間に大雨が予想される際は暗くなる前に避難しましょう。

どうしても避難場所への移動が困難なときは,垂直避難(上層階への移動)も有効です。

日頃から,避難路,避難場所の確認を行い,避難の際は隣近所に声を掛け合ってみんなで避難できるよう,早めの行動を心がけてください。

土砂災害の前兆現象

砂災害は相当の破壊力を有しており,危険性が非常に高いため,災害発生前に避難を完了させることが必要です。しかし,土砂災害は地形や地質の条件,降雨量など複数の要因が重なり合って起こるので,発生を定量的に予測することは困難です。

方で,土砂災害の発生にはいくつかの特徴的な前兆現象があります。下記のような前兆現象を確認したら,速やかに避難するよう,平常時から心がけてください。

土石流

雨や集中豪雨などにより,山や川の石や土砂が,水と一体となって一気に下流へ流れる現象です。その流れ下るスピードは時速20キロから40キロといわれ,自動車が走る速度とほぼ同じです。避難する際は,土砂の流れる方向と直角に,いちはやく逃げましょう。

 

<前兆現象>

  • 山鳴りがする。
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
  • 川の水が急に濁ったり、流木が混ざり始める。
  • 腐った土のにおいがする。

土石流の前兆

がけ崩れ

雨や集中豪雨などにより,斜面が急に崩れ落ちる現象です。がけ崩れは急激に発生する場合もあるので、危険を感じたら早めに避難してください。

 

<前兆現象>
  • がけから水が湧き出してくる。
  • がけに亀裂が入る。
  • がけから小石がぱらぱら落ちてくる。
  • がけから木の根が切れる等の異様な音がする。

がけ崩れの前兆

地すべり

下水などが粘土のようなすべりやすい地層にしみこんで,その影響で地面が動き出す現象です。地すべりの現象はかなり前から発生することもあり,現象が確認できてから発生するまでかなり長い場合もあるので注意が必要です。

 

<前兆現象>
  • 沢や井戸の水が濁る。
  • 地面にひび割れができる。
  • 斜面から水がふき出す。
  • 家やよう壁に亀裂が入る。
  • 家やよう壁,樹木や電柱が傾く。

地すべりの前兆

 

急傾斜地を所有されているみなさまへ(点検時のポイント)

急傾斜地(がけ地)の自主点検時のポイントが示されました

和2年2月に神奈川県逗子市で発生した,民有地斜面の崩壊に伴う死亡事故を踏まえ,国土交通省が急傾斜地における自主点検を行うポイントを示しました。

斜面点検時のポイント

検時に次のような変状が見られる場合は,風化の進行により斜面が不安定になっている可能性があるため,注意が必要です。

  • 斜面に亀裂がある
  • 浮き石がある
  • 落石がある

生が貧弱な場合には,風化が進みやすいため,特に注意が必要です。

(風化とは,地表の岩石が気温,雨水などの作用により次第に破壊され土や砂になること。)

 

状を発見した場合は,市町村などに連絡しましょう。

急傾斜地(がけ地)の点検を行う際のポイント(出典:国土交通省ホームページ)(PDF:271KB)

平成5年鹿児島豪雨災害を振り返って

平成5年に発生した鹿児島豪雨災害から20年以上が経過しました。地球温暖化等による豪雨頻度の増加や規模の拡大が進んでおり,土砂災害の危険が身近なものとなっています。平成5年の土砂災害やその教訓を活かし,いかにして土砂災害から身を守るかを学びましょう。

土砂災害から身を守るための教訓-平成5年鹿児島豪雨災害をふりかえって-(PDF:1,406KB)

災害時要援護者関連施設を保全する砂防施設の緊急点検の実施について(平成21年8月3日記者発表資料)

成21年7月21日の豪雨により,山口県防府市において,災害時要援護者施設である特別養護老人ホームが土砂災害を受け,多くの尊い人命が失われました。
鹿児島県においては,砂防施設を整備したもののうち,その保全区域に特別養護老人ホームや保育園等の「災害時要援護者関連施設」が含まれる施設において緊急点検を実施することとしています。

 

点検期間:平成21年8月末日まで
点検箇所数:118箇所
点検者:鹿児島県職員及びNPO法人砂防ボランティア協会

 

注)「災害時要援護者関連施設」とは,児童福祉施設,老人福祉施設,身体障害更正援護施設,知的障害者援護施設,精神障害者援護施設,精神障害者社会復帰施設,医療提供施設,幼稚園など

 
資料下記『災害時要援護者関連施設を保全する土砂災害対策(案)』

災害時要援護者関連施設を保全する土砂災害対策(案)

 

砂防事業費全体と災害時要援護者対策における事業費の推移 

 

土砂災害警戒区域の指定状況及び災害時要援護者関連施設数

緊急点検の結果

緊急点検の結果は,国土交通省HP掲載の報道発表資料(外部サイトへリンク)をご覧ください

土砂災害のおそれのある要配慮者施設(平成29年度末調査結果)

平成21年7月21日の豪雨により,山口県防府市において,要配慮者利用施設の特別養護老人ホームが土砂災害を受け,多くの尊い人命が失われたことを受けて,県民生活局青少年男女共同参画課,保健福祉部関係課,教育庁学校施設課,総務部学事法制課の所管する要配慮者利用施設について市町村と連携して土砂災害のおそれのある施設の調査を行いその結果を公表したところですが,その後の状況変化を踏まえ毎年見直しを行うこととしており,その再調査結果がまとまりましたので,お知らせします。

資料

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