更新日：2023年3月27日
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海岸法は従来，津波・高潮・波浪・侵食等の災害に対して，人命や財産を災害から守るとともに，国土の保全を図ることを第一の目的としていました。
しかし，近年の余暇需要の増加，砂浜の侵食やゴミの深刻化，海域の汚損など海岸を取り巻く状況が大きく変化していることから，変化に対応した海岸のあり方として，災害に対する安全性の一層の向上，良好な海岸環境の整備と保全，人々の多様な利用が行われる空間となることが求められています。
このような背景から，平成11年に海岸法が改正され，旧海岸法の目的であった「海岸の防護」とともに，新たに「海岸環境の整備と保全」及び「公衆の海岸の適正な利用の確保」という二つの目的が加わり，三つの目的が調和するよう総合的に海岸の保全を推進することとなりました。
改正海岸法では，海岸の保全に関する基本的な方向性を明らかにするとともに，地域の意見等を反映するため，国が「海岸保全基本方針」を定め，都道府県は，この基本方針に基づき，管内の海岸について「海岸保全基本計画」を定めることが規定されました。
これを受け，鹿児島県では平成16年に「大隅沿岸」「鹿児島湾沿岸」「薩摩沿岸」「薩南諸島沿岸」，平成17年に「八代海沿岸」の5沿岸について海岸保全基本計画を策定し，防護，環境，利用の調和を図りながら海岸保全施設の整備を進めています。
平成26年12月3日公布の「海岸法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令」で，都道府県知事が定める海岸保全基本計画に定める事項として，海岸保全施設の整備に関する事項を細分し，海岸保全施設の新設又は改良に関する事項に，新たに海岸保全施設の維持又は修繕に関する事項の追加を規定しました。
これを受け，鹿児島県では平成27年「海岸保全施設の維持又は修繕」を追加し，海岸保全基本計画の変更を行いました。
今回，大規模な津波に対する防災・減災対策の追記及び，自然環境・社会環境の変化等についての時点修正を行い，海岸保全基本計画の変更を行いました。
鹿児島湾沿岸海岸保全区域図（1～9）（（PDF：4,191KB）
鹿児島湾沿岸海岸保全区域図（10～19）（PDF：3,874KB）
薩摩沿岸海岸保全区域図（1～10）（PDF：3,704KB）
薩摩沿岸海岸保全区域図（11～17）（PDF：2,322KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（1～10）（PDF：1,669KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（11～20）（PDF：2,782KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（21～30）（PDF：3,151KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（31～40）（PDF：3,185KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（41～50）（PDF：3,308KB）
薩南諸島沿岸海岸保全区域図（51～56）（PDF：2,039KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本計画書（PDF：940KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本計画表（鹿児島県）（PDF：130KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本計画表（熊本県）（PDF：188KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本区域図（1～3）（PDF：1,219KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本区域図（4～10）（PDF：4,874KB）
八代海沿岸（熊本県，鹿児島県合同）海岸保全基本区域図（11～13）（PDF：1,988KB）
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