更新日:2024年12月9日
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シルバー人材センターは,定年退職者などの高年齢者に,そのライフスタイルに合わせた「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な就業(その他の軽易な就業とは特別な知識,技能を必要とする就業)」を提供するとともに,ボランティア活動をはじめとするさまざまな社会参加を通じて,高年齢者の健康で,生きがいのある生活の実現と,地域社会の福祉の向上及び活性化に貢献しています。
シルバー人材センターは地域の家庭や企業,公共団体などから仕事(受託事業)を受注し,会員として登録した高年齢者の中から適任者を選んでその仕事を遂行します。仕事の完成は,契約主体であるセンターが責任を負います。
県内には,37の市町にシルバー人材センターが設立されており,各シルバー人材センターの事務局にて仕事の受注,契約等の手続きを行っています。シルバー人材センター会員は,地域に密着した仕事を引き受け,働く生きがいを感じながら,地域社会の貢献に寄与しています。
各センターの優良な取組や講習会開催のご案内等についてはこちら(外部サイトへリンク)をご覧ください。
シルバー人材センターでは,受託事業(請負・委任),労働者派遣業,有料職業紹介事業を行っています。
【請負】
シルバー人材センターが,発注者から業務を受注し,その業務を会員に請負わせる方法により行う形態です。
シルバー人材センターは,発注者と業務の完成を目的とした請負契約を締結し,その業務の完成を目的とした請負契約を会員と締結して,業務を実施します。
会員は請負った業務を自らの裁量で完成させるため,発注者は会員に指揮命令出来ません。
【委任】
シルバー人材センターが,発注者から業務を受託し,その業務を会員に委任する方法により行う形態です。
シルバー人材センターは,発注者とその事務の実施を目的とした委任契約を締結し,その事務の実施を目的とした委任契約を会員と締結して,業務を実施します。
会員は委任を受けた事務の実施を自らの裁量で行うため,発注者は会員に命令指揮できません。
県内のシルバー人材センターで構成するシルバー人材センター連合会が発注者から業務を受注し,会員を発注者の事業所などに派遣する方法により業務を行う形態です。
シルバー人材センター連合会は発注者と労働者派遣契約,会員と雇用契約を締結して会員を発注者の事業所などに派遣します。
会員が発注者の指揮命令を受けて働くことが目的となるため,発注者は会員に指揮命令できます。
就業の対価は「賃金」として,シルバー人材センター連合会から会員に支払われます。
最寄りのシルバー人材センターにお問い合わせください。電話又はインターネットでのご相談も可能です。
詳しくは,こちら(外部サイトへリンク)をご参照ください。
また,公益社団法人鹿児島県シルバー人材センター連合会と県内の各シルバー人材センターでは,高齢者の豊富な知識や経験を活かした多様な一般労働者派遣事業を実施しております。
派遣については,こちら(外部サイトへリンク)をご参照ください。
シルバー人材センターで就業するためにはお住まいの市町にあるシルバー人材センターの会員となる必要があります。
入会については,原則60歳以上で,働く意欲があり,センターの趣旨に賛同する方はどなたでも入会いただけますが,会費の納入(年間1,000円~2,000円程度,各センターで異なる)が必要となります。
詳しくはこちら(外部サイトへリンク)をご参照ください。
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