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ホーム > くらし・環境 > 自然保護 > 野生生物保護 > 県内外来種 > 特定外来生物「ヒアリ」「アカカミアリ」について

更新日:2023年1月19日

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特定外来生物「ヒアリ」「アカカミアリ」について

特定外来生物に指定されている「ヒアリ」「アカカミアリ」に関する情報

特定外来生物「ヒアリ」について

2016年(平成28年)6月に国内で初確認されて以降,これまで兵庫県・愛知県・大阪府・東京都などで確認されています。

現在のところ,県内では確認されていませんが,物流に伴う貨物船のコンテナ等から侵入するおそれがありますので,万が一,疑わしいアリを発見した場合は,絶対に素手で触らないようにしてください。

 

 

ヒアリ画像(環境省提供)

 

画像については,環境省提供

<刺された場合の対処法(参考)>

【刺された直後の対応】
  • 体調に変化がなくても,20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にする。
【刺されてすぐに息苦しさなどの症状が出た場合】
  • すぐに一番近い病院を受診する。(救急受け入れのある病院が望ましい。)
  • 「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え,すぐに治療をしてもらう。

ヒアリは強い毒性を持っており,噛まれるとアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こし,処置が遅れると最悪の場合死に至るケースもあります。

<駆除の方法(参考)>

  • 殺虫剤(スプレー式等)を散布する。
  • 熱湯をかける。

特定外来生物「アカカミアリ」について

国内でのアカカミアリの確認事例は,兵庫県・大阪府・愛知県などで確認されています。

鹿児島県では,令和4年10月5日に志布志港国際コンテナターミナルで発見されたアリが,同月7日にアカカミアリと初めて確認されました。

環境省や地元関係者と連携し,調査・防除を行います。

アカカミアリは,ヒアリに比べると毒性は弱いとされていますが,刺されると非常に激しい痛みを覚え,水疱状に腫れるなどの健康被害が発生します。

アカカミアリと疑わしいアリを発見した場合は,絶対に素手で触らないようにしてください。

 

アカカミアリ画像(環境省提供)

画像については,環境省提供

<鹿児島県内での確認状況(令和4年12月5日時点)>

  発見日 同定日 場所 数量 調査・防除状況
1例目 令和4年10月5日 令和4年10月7日 志布志港 約200匹

10月8日:調査・防除開始

10月27日:1個体確認

11月2日~12月5日:個体が確認されなかったことから今年度の防除終了

 

被害,他地域での確認はなし

来年度以降2年間年2回の調査実施予定

<参考:ヒアリの防除に関する基本的な考え方(環境省)抜粋>

1週間おきに確認を行い,1ヶ月以上生存個体が確認されなければ,防除がいったん終了したとみなします。

翌年,翌々年に,確認地点周辺で同様の調査を年2回行います。また,当該年度に女王を含むコロニーが確認されなくても,女王が拡散した可能性がある場合は,翌年以降から周辺2km程度の調査を実施し,3年間は調査を継続します。(3年間とは,確認された年も含みます。)

以上で,新たにヒアリが確認されなければ,防除が完了したとみなします。


<刺された場合の対処法(参考)>

  • 刺された直後の対応は,ヒアリに刺された場合に準ずる。
  • 症状によっては,病院を受診することが望ましい。

<駆除の方法(参考)>

  • 殺虫剤(スプレー式等)を散布する。
  • 熱湯をかける。

<見つけた場合のご連絡先>

  • 環境省ヒアリ相談ダイヤルか,鹿児島県自然保護課野生生物係にご連絡ください。
  • 発見日時、発見場所、特徴、発見時の状況等について、お伝えください。
名称 連絡先
環境省ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110
鹿児島県自然保護課野生生物係 099-286-2616

【参考資料(ヒアリ)】

【参考資料(アカカミアリ)】


よくあるご質問

このページに関するお問い合わせ

環境林務部自然保護課

電話番号:099-286-2616

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