めん踊
江戸時代に伝来したひょうたん踊りが、従来伝承されていた面かぶり芸能と一つになった独特の踊りです。行われる時期からして、農作物の豊穣を感謝する願成就の踊りとされています。
この踊りは、踊り子が腰にひょうたんをさげるので「ひょうたん踊」、また、歌詞に「金山うんぬん」という句があるので「金山踊」とも呼ばれています。いつ頃始まったかはっきりしませんが、江戸時代初め頃といわれています。以前は、各家の長男だけが踊り、二男、三男や他の地区からの転入者には、踊らせませんでした。
面をかぶった踊り子20数名、道化役の猿2匹、太鼓7人、鉦4人、入れ鼓4名で踊られます。面は泥で型を作り、その上に紙を幾重にも重ねて貼り、乾かしてから紅や墨で老若男女の顔を描きます。それぞれ異なったユニークな面が使われます。
【問い合わせ先】西之表市教育委員会社会教育課(0997-23-3215)
公開日時
10月第3日曜日
公開場所
開催風景
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