松ヶ野集落の田ノ神舞
田ノ神舞は、古くは町内ほとんどの集落で踊られていました。現在は松ヶ野集落で伝承されています。
この踊りは、春の彼岸に豊作の願を立て、秋の彼岸にその願ほどきをこめ、紫尾神社の秋の彼岸踊りとして奉納されています。
青年男女30人から40人で踊り、田ノ神に新しい米で餅をついて供えるというだけのものですが、途中に数種の舞や、おどける三吉という役もあり、楽天的で素朴な民俗芸能となっています。
第1景・・・田ノ神の思召しで、餅つきの準備をし、三吉を中心に眷属の者が神の御前に勢ぞろいします。
第2景・・・餅つきの場で、綺麗な若い嫁女が三吉の声援をうけ、餅をつきあげます。
第3景・・・田ノ神に餅を供え、豊年万作を祈願し、笛と太鼓のリズムに合わせて踊り、元の位置へ引き上げます。
公開日時
秋分の日紫尾神社豊年秋祭り
公開場所
開催風景
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