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聲無キニ聴キ 形無キニ見ル 日本警察の創始者 鹿児島県出身 川路利良 大警視

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更新日:2025年5月23日

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定例会議(4月24日(木曜日))

1開催日時

令和7年4月24日午後1時15分から午後5時10分

2催場所

察本部別会議室、公安委員会室

3席者

(1)安委員会

窪委員長、増田委員、鑪野委員

(2)察本部

岩瀬本部長、西畑警務部長、上村生活安全部長、鶴田刑事部長、岩城交通部長
濵田警備部長、兼高情報通信部長、中島首席監察官

4

(1)鹿児島県地方警察職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正(警務部)~資料(PDF:54KB)

察本部から、鹿児島県地方警察職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正案について説明があり、これを審議の上、決裁した。
委員から「出産・育児に関して両立支援を受ける職員とこれを支援する周囲の職員との間に不公平感が出ないよう、組織的によくフォローをお願いしたい。」との発言があった。

(2)砲所持不許可処分に関する審査請求の審理手続の終結及び裁決(警務部)

察本部から、銃砲所持不許可処分に関する審査請求の審理手続きの終結について説明があり、裁決書案について審議の上、裁決した。

(3)罪被害者等給付金の支給裁定(警務部)

警察本部から、犯罪被害者等給付金の支給について説明があり、これを審議の上、裁定した。

(4)見聴取の実施及び主宰者、陪席意見聴取官等について(刑事部)

警察本部から、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団の指定に関して行われる意見聴取の実施要領等について説明があり、これを審議の上、決裁した。

(5)転免許の取消処分(交通部)

察本部から、16人に対する運転免許の取消処分、1人に対する審議保留及び1人に対する処分量定の軽減について説明があり、これを審議の上、決裁した。
委員から「飲酒が運転に及ぼす影響やその結果を軽く考えていると思われる被処分者が多いので、免許取消処分による生活への影響等を周知するなど、具体的な広報啓発につなげていただきたい。」旨の発言があった。

5

(1)務警察委員会の結果について(警務部)~資料(PDF:32KB)

警察本部から、県議会閉会中の総務警察委員会の結果について報告があった。
委員から「昨年来、飲酒に起因する非違事案が続発し、取組を強化しているが、職員が泥酔状態となって非違事案を生じさせるようなことがないよう、一層気を引き締めていただきたい。」旨の発言があった。
委員から「非違事案再発防止策の進捗状況を目に見える形で県民に示すのは容易ではないかもしれないが、県民の安心感を確保する上で、その成果を県民に示すことにより一層、配意してもらいたい。また、今の再発防止対策は、職員の行動が負の方向に向かないようにする方法を策定したもので、この対策は当面続けていかなければならないが、マイナス面ばかりを強調していると、職員の士気に関わりかねない。警察職員としての意識を高めるための施策など、プラスの側面を持った対策の成果を県民に示せるようになることが、再発防止策の到達点ではないかと考える。」旨の発言があった。
委員から「再発防止策については策定後それなりの期間が経過し、その効果がどのようになっているか、県民も関心を持っている。改革推進委員会や改革推進研究会ではどのような議論が行われ、それがどのような改善につながっているかを県民に示していく事ができればと考える。各会合で提案のあった施策をブラッシュアップして具体的事例として県民に示せるよう、配意してもらいたい。」旨の発言があった。

(2)活経済事犯被害の未然防止対策の推進について(生活安全部)~資料(PDF:138KB)

警察本部から、生活経済事犯被害の未然防止について報告があった。
委員から「生活経済事犯は、県民生活に身近な犯罪でもあることから、新たな手口が見られた場合など、タイムリーな広報啓発をお願いする。」旨の発言があった。

(3)和7年度捜査官特別研修の運用について(刑事部)~資料(PDF:18KB)

警察本部から、令和7年度捜査官特別研修の運用について報告があった。
委員から「この制度の効果を踏まえると、適性のある職員については、早めに制度に乗せ、鍛えていただきたい。」旨の発言があった。

(4)県におけるEDR鑑定について(刑事部)~資料(PDF:20KB)

警察本部から、EDR(イベントデータレコーダー)鑑定の現状や事例等について報告があった。

(5)通死亡事故の発生状況について(交通部)~資料(PDF:46KB)

察本部から、令和7年4月9日から同年4月22日までの間に発生した交通死亡事故について報告があった。
委員から「鹿児島県は、信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいた場合に、一時停止する車の割合が九州内で最も低いという報道を目にした。歩行者優先について周知していただきたい。」旨の発言があった。

(6)情事案の受理・処理状況(警務部)~資料(PDF:77KB)

察本部から令和6年中及び令和7年3月末までの苦情事案の受理・処理状況等について報告があった。
委員から「苦情への対応は、再発防止対策の観点からも、引き続きしっかり取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。
委員から「苦情への対応については、客観性を担保しつつ、スケジュール感をもって組織的かつ迅速に処理されるよう指導し、主管課はそのように管理していただきたい。」旨の発言があった。
委員から「昨年は非違事案の続発等もあり、苦情が多かったと思われる。苦情受理後の立ち上がりの稚拙さや遅さは、更なる苦情を惹起しかねない。苦情がより早く組織的に認知され、対応が推進されるよう、教養を徹底してもらいたい。また、苦情受理を担当業務としている職員の心理的負担についての配慮もお願いしたい。」旨の発言があった。

(7)和6年度鹿児島県警察の行う会計監査の実施結果(警務部)~資料(PDF:31KB)

察本部から,令和6年度鹿児島県警察の行う会計監査の実施結果について報告があった。
委員から「前回監査時の指導内容が是正されないようでは監査の意義がないので、厳しく指導してもらいたい。」旨の発言があった。警察本部から「指摘・指導事項については、是正・改善されていることを事後確認したい。」旨の説明があった。

(8)事案件(警務部)

警察本部から、人事案件について報告があった。

(9)察事案(警務部)

察本部から、監察事案3件について報告があった。

6の他

  1. 委員から「再発防止策が実効性を持つためには全職員が危機感を共有して意識改革を徹底することが最も重要であるが、再発防止策策定に携わった職員とそこに関与していない職員とでは、温度差があるかもしれない。トップリーダーの方々が全職員に熱意を持って、繰り返し自分の言葉で指示を行っていくことは、非違事案が発生しにくい環境作りを進める上で非常に重要であるから、引き続き、気を引き締めて取り組んでいただきたい。」との発言があった。
  2. 委員から「昨今、大学等では『ジェンダード・イノベーション』という概念を元に新たな価値や革新、製品の創出が行われている。例えば初期のエアバッグ開発では、男性のみを想定した実験が行われ、女性に実効性があるかは検証されていなかった。また、新薬開発の場面でも、大人と子どもでは差別化がある一方、性差による効果検証が十分に行われていなかったことが指摘されている。警察行政の中でも、性差や大人と子どもの視点の違いを考慮せず、一方的な視点から業務が行われていないか点検をしていただきたい。」との発言があった。

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