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更新日:2025年3月28日
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鹿児島県教育委員会は,コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的な取組を推進しています。
令和6年度,鹿児島県立薩摩中央高等学校に県立学校で初となるコミュニティ・スクールを導入しました。
薩摩中央高等学校では,学校運営に地域の声を積極的に生かし,地域と一体となって特色ある学校づくりを進めています。
詳しくは,「薩摩中央高等学校ブログ」(外部サイトへリンク)を御覧ください。
【令和6年度1学期の主な活動】
5月28日総合的な探究の時間「ソクラテスミーティング」
5月30日第1回学校運営協議会
6月4日総合的な探究の時間「meet-up大人と語り場」
7月23日キャリア教育「鹿児島で学び,働き,生きていく」
8月23日キャリア教育「新聞社の役割と進路実現に向けて」
【令和6年度2学期の主な活動】
9月26日第2回学校運営協議会
10月1日普通科総探中間発表会
10月17日JA講座
12月10日総合的な探究の時間「外部講師講演会」
【令和6年度3学期の主な活動】
2月6日第3回学校運営協議会(降雪の影響により書面開催)
令和6年度薩摩中央高等学校におけるコミュニティ・スクールについて報告します。効果の検証については,「文部科学省CSポートフォリオ」を活用しています。
CSポートフォリオについては,鹿児島県教育委員会/CSと地域学校協働活動Q&A(pref.kagoshima.jp)をご覧ください。
令和6年度薩摩中央高等学校におけるコミュニティ・スクールは,学校長のリーダーシップのもと,地域とよりよい関係を構築し,地域人材や資源等を活かした協議が行われていた。そして,協議をもとに地域や企業の参画・協力を得ることで,多様な地域学校協働活動が展開される等,「地域とともにある学校づくり」が推進された。
学校運営協議会の趣旨や取組をいかに学校全体や地域住民に波及させるかが,今後の運営において重要である。
◎学校運営協議会委員
対等性(協議会参加者の間で対等な議論ができているか),実効性(協議会で決まったことが実行までつながっているか)の要素は,肯定的な意見が多かった。
熟議度(議題の確認や承認だけでなく,時に見直しを行うなど,深い議論ができているか),共有性(周知・共有されているか)の要素は,肯定的な意見が少なかった。
◎教職員
「協議会の意義の理解」の要素は肯定的な意見が多かった。
「生徒指導・生活指導における地域住民・保護者との連携」の要素は,肯定的な意見が少なかった。
◎生徒
「やり抜く力」,「自己肯定感」の要素は,肯定的な意見が多かった。
「地域における大人との関わり」,「地域における異年齢の関わり」,「地域貢献意識の高まり」の要素は,肯定的な意見が少なかった。
〇 コミュニティ・スクールの趣旨のとおり,地元(町内)との協働が重要ではありますが,個人的な感覚として,思っていたよりも協働できているのでは?と感じました。むしろ,町外との連携をもう少し強めても良いのでは?と感じた次第です。
〇 引き続き,大学関係者の関与があったほうが良いと思います。
〇 生物生産科,農業工学科,福祉科に関する地元企業の「若手実務者リーダー」が入ると,より実践的な教育につながるものと考えます。
〇 本運営協議会の回数(5回程度)を増やしても良いと思います。
(1)キックオフ(事業理解)→(2)協議→➂協議→(4)事業案→(5)事業案・計画記載
〇 委員は2年程度で交代し,新しい視点も大事かと思います。
CSポートフォリオの結果について,詳しくはこちらをご覧ください。
令和6年度薩摩中央高等学校におけるCSポートフォリオ診断結果について(PDF:1,007KB)
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