2 高温・干ばつ害対策
高温・干ばつ害対策(PDF:130KB)
1早期水稲
- 登熟期間は早期落水を避け、可能であれば掛け流しの水管理を行い、地温を下げて稲の消耗を抑える。
- 水不足が懸念される場合は、水系ごとの計画的なかん水に取り組むなど、節水栽培に努める。
2普通期水稲
- 幼穂形成期~穂揃い期までは、間断かん水や湛水に努め、登熟期間は早期落水を避け、可能であればかけ流しの水管理を行い、地温を下げて稲の消耗を抑える。
- 水不足が懸念される場合は、穂揃い期までは浅水管理を行い、水系ごとの計画的なかん水に取り組むなど、節水栽培に努める。
3さとうきび
- かん水可能なほ場では、かん水を行う。
- 新植夏植えは作溝後直ちに植え付け、覆土を厚めに行う。
4さつまいも
- かん水可能なほ場では、かん水を行う。
5野菜
野菜全般
- 乾燥するとハダニ類、アブラムシ類、うどんこ病等の病害虫が発生しやすくなるため、発生動向に十分注意し、適期防除に努める。
- 露地野菜におけるは種・定植は、土壌が乾燥した状態ではなく、雨後の基礎水が確保されてから実施する。
- 高温・乾燥等により石灰欠乏が発生しやすい品目(ピーマン、にがうり、いちご、そらまめなど)は定期的に石灰資材の葉面散布に努める。
- ハウス栽培では、西日を抑制するために、西側肩部分に2mの遮光資材を設置し、植物の消耗を抑制するよう心がける。
果菜類(なす、オクラ、ピーマン、きゅうり、にがうり)
- 不良果等の摘果を行い、草勢維持に努める。
- マルチをしていないほ場では、敷草、敷わら等を厚めに敷き、乾燥を防ぐとともに、かん水は朝夕の地温の低い時に行う。
葉菜類(ほうれんそう、チンゲンサイ、根深ねぎ)
- ハウス栽培では、遮光資材等を天井ビニルの上から張り、サイド等を開放するなどして、ハウス内の温度を下げる。または、遮熱資材等を塗布しハウス内温度を下げる。
- は種後は、切りわら等で被覆し、土壌の乾燥と地温の上昇を防ぐ。
- かん水は、朝夕の地温の低い時に行う。
根菜類(さといも、ごぼう、にんじん、だいこん)
- かん水施設のあるところでは、5日間隔で30mmのかん水を行う。
- は種作業を行う場合は、は種後の鎮圧、かん水を十分に行う。
6花き
- 敷きわら、敷草等により、土壌の乾燥を防止する。
- かん水できるほ場では、朝夕の地温の低い時にかん水する。
- 露地栽培では、寒冷紗で被覆し、地温を下げる。
- ハウス栽培では、遮光資材等を天井ビニルの上から張り、サイド等を開放するなどして、ハウス内の温度を下げる。
- 乾燥するとハダニ類、アブラムシ類、スリップス類等の発生が多くなりやすいため、発生動向に十分注意し、適期防除に努める。
- 収穫は気温の低い早朝に行い、低温貯蔵庫等に入れる。
- 水源を確保するとともに貯水施設を設置し、かん水できる状態にしておく。
7果樹
- 土壌表面からの蒸発を防止するため、敷きわら等を行う。
- 土壌の乾燥を防ぐため、かん水を行う。また、かん水の効果を高めるために、下記のとおり工夫する。
- かん水は午前中に行う。
- 樹冠下に集中的にかん水する。
- 土壌かん注や点滴かん水を行う。
- 恒久的な対策として、水源を確保し、かん水ができる状態にしておくことが望ましい。
- カンキツでは、日焼けが発生しやすい(直射日光が当たる)位置の果実に遮光資材等を被せる。
- 施設カンキツでは、可能な限り、遮光資材を被覆して直射日光を遮る。
- ハダニ等害虫の発生に注意し、適期防除に努める。
8茶
- かん水を行う。
- 幼木園…5日おきに20~25mm
- 成木園…7日おきに30mm
- かん水を行う場合は、畝間ではなく株元に水が届くようにする。
- 深耕は行わない。
9畜産
家畜
- 畜舎周辺の壁や障害物を除き、風通しを良くする。
- 屋根散水や送風機等で畜舎の換気を促進したり、風,細霧(水滴)等を家畜に直接当て、体温を下げる。
- 毎日きれいな水を与える。可能であれば冷水を与える。
- 畜舎周辺を涼しくするため、遮光ネット等を張り、日陰を多くする。
- 夜間放牧や涼しい場所に家畜を引き出す。
- 青草給与を控え、消化の良いサイレージ、乾草を給与する。
- 飼料は、涼しい時間に与える。
飼料作物
- かん水ができず、草勢の回復が困難と見込まれる場合には、早期に収穫を行い、品質低下の防止に努める。
- 今後播種する場合には、耐干性の優れた草種、品種の選定に努める。
- 土壌条件を考慮しながら、土壌の排水性を向上させるために、牛ふん堆肥等の有機物を施用する。
相談先
最寄り寄りの地域振興局・支庁農政普及課へ御相談ください。
(時間:開庁時の午前8時30分~午後5時15分)
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