更新日:2024年8月7日
ここから本文です。
「オーバードーズ」とは,薬局やドラッグストアで購入できる風邪薬やせき止めなどを大量・頻回に服用することです。
医薬品は,安全に効果を発揮するために適切な用法や用量が定められています。
定められた用法・用量を守らず,短時間に大量の医薬品を服用すると,耐性がついて摂取量が増え依存症になったり,場合によっては急性中毒で救急搬送されるケースもあります。
近年,特に若年者によるオーバードーズが社会問題となっています。
学校生活や人間関係などに関連した何らかの「生きづらさ」から逃れる為に手軽に入手できる医薬品でオーバードーズを行う場合もあるようです。
オーバードーズにより,眠気や疲労感がなくなったり,気分が落ち着いたり高揚したりすることがありますが,これらの効果は一時的であり,やがて同じ量では効果がなくなり,服用する量が増え,効果が切れると不快な気分になり,かえって気分が落ち込んだり体調が悪くなったりします。
オーバードーズにより死亡する事例も発生しています。
薬局やドラッグストアでは,医薬品を適正に使用していただくことを目的として,薬の販売時に薬剤師や登録販売者が症状を確認したり,薬の注意事項などに関して情報提供しています。
薬を購入する際,不安なことや疑問がある場合は,薬剤師や登録販売者に相談をしましょう。
オーバードーズや薬物乱用について,相談窓口を設置しています。
【薬物・オーバードーズ等に関する相談窓口】
●県薬務課:099-286-2804
●最寄りの保健所:電話番号
●県精神保健福祉センター:099-218-4755
オーバードーズを未然に防ぐことを目的とし,厚生労働省が啓発用ポスターを作成しました。
ダウンロードのうえ,薬局,ドラッグストア等で掲示してご活用ください。
あなたと,あなたの大切な人が,飲み込まれないように。(啓発用ポスター)(外部サイトへリンク)
よくあるご質問
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください