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更新日:2023年1月19日
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陽性者の濃厚接触者で同居している家族などが有症状となった場合には,医師の判断によりPCR検査や抗原検査を行わず,臨床症状(熱や咳,鼻閉,鼻汁,倦怠感,味覚・嗅覚障害など)で診断する「みなし陽性」の取扱いが可能です。
ただし,この取扱いは,陽性者増加に伴い,医療機関の業務ひっ迫や検査の試薬やキットの不足により,検査の実施に支障が生じている場合に限ります。
陽性者の濃厚接触者で同居している家族など(※)が有症状となった場合
※同居している家族など:飲食,入浴,就寝等を共にする家族や同居者
令和4年8月29日(月)から当面の間
【質問1】
同居家族が陽性となり,濃厚接触者として自宅待機していますが,発熱したので「みなし陽性」になりますか?
【回答1】
みなし陽性の判断は医師が行います。症状が生じた場合,まずは医師の診察(電話診察を含む)を受けていただく必要がありますので,かかりつけ医などに電話連絡のうえ,受診してください。
【質問2】
みなし陽性と診断されましたが,検査を受けての陽性診断との違いはありますか?
【回答2】
基本的に,検査を受けて陽性と診断された場合と同じ取扱いです。
【質問1】
保健所への発生届の提出は必要ですか?
【回答1】
必要です。疑似症患者として届け出てください。本来,疑似症患者は,入院を要すると認められる場合に限り届出を行うこととされていますが,みなし陽性に関しては,入院以外の場合であっても届出が必要です。(診断された場合は,直ちにHER-SYSでの届けを行っていただくこととなっています。HER-SYSを利用しない医療機関においては,診断後直ちに最寄りの保健所に届け出てください。)
※HER-SYSを利用しない医療機関におかれましては,HER-SYS利用について積極的な検討をお願いします。
【質問2】
発熱の症状がない方についても,みなし陽性とすることができますか?
【回答2】
発熱の症状がない方でも,新型コロナウイルスの一般的な臨床像である頭痛,咳,痰,鼻閉,鼻汁,悪寒,息苦しさ,倦怠感,味覚障害,嗅覚障害,咽頭痛などのいずれかの症状を踏まえた診察医師の総合的な判断により,みなし陽性として届け出ることができます。
【質問3】
みなし陽性の患者にも新型コロナウイルスに対する経口ウイルス治療薬を投与可能ですか?
【回答3】
経口ウイルス治療薬を投与する場合は,必ず検査にて陽性を確認する必要があります。みなし陽性の診断後に検査を行い,患者(確定例)となった場合には,発生届上も疑似症患者から患者(確定例)に修正する必要がありますので,HER-SYS上での修正をお願いします。なお,解熱剤などについては,みなし陽性の方にも処方可能です。
【質問4】
みなし陽性者の療養に関する費用はどうなりますか?
【回答4】
検査を受けて陽性と診断された場合と同じ取扱いです。陽性診断前に行った初診料や院内トリアージ料などは公費負担の対象とはなりません。
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