森林土木における「ICT活用工事」の試行について
県環境林務部が所管する森林土木(治山・林道)において,ICT活用工事の試行を実施します。
令和5年4月1日から「鹿児島県森林整備保全事業ICT活用工事(ICT土工等)試行要領」に基づき,ICT活用工事の試行を実施します。
対象工事
森林土木(治山・林道)におけるICT活用工事の対象は,次に示す工種を含む工事です。(森林土木工事施工管理基準を適用しない工事及び災害復旧工事は適用外)
- 土工(治山土工,海岸土工,林道土工等)
- 法面工(法面整形工,植生工,吹付工,吹付法枠工等)
- 舗装工
- 付帯構造物設置工(コンクリートブロック工,緑化ブロック工,石積工,側溝工,暗渠工等)
- 作業土工(床掘)
- 小規模土工(治山土工,海岸土工,林道土工)
「ICT活用工事」の定義
森林土木(治山・林道)におけるICT活用工事とは,次に示す1~5の施工プロセスにおいて,ICT施工技術を活用する工事です。
- 3次元起工測量
- 3次元設計データ作成
- ICT建設機械による施工
- 3次元出来形管理等の施工管理
- 3次元データの納品
上記のうち2,4,5は必須
試行概要
森林土木(治山・林道)におけるICT活用工事の概要は次のとおりです。
- 当初は,従来の積算方法で発注します。その後,受注者がICTを活用するか判断を行い,活用する場合は,発注者(県)と協議が整った後にICT活用工事として実施することができます。(受注者希望型)
- ICT活用工事の施工に伴い必要となる調査,測量,施工,測量等の基準については,国等が示す要領等によるものとします。
- 変更設計の積算方法は,「鹿児島県森林整備保全事業ICT活用工事試行積算要領」等に基づき行います。
- ICT活用工事を実施した場合は,「鹿児島県工事成績評定要領」に基づき加点します。
- ICT活用工事を実施した場合は,「ICT活用証明書」を発行します。
試行要領・様式
試行要領
鹿児島県森林整備保全事業ICT活用工事(ICT土工等)試行要領【令和5年6月1日以降】(PDF:440KB)
新旧対象表(R5年4月1日→R5年6月1日)(PDF:73KB)
(前回)
鹿児島県森林整備保全事業ICT活用工事(ICT土工等)試行要領【令和5年4月1日以降】(PDF:440KB)
様式
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