島津義弘像
島津氏15代当主貴久の次男。天文4(1535)年誕生、元和5(1619)年没。天文23(1554)年岩剣(いわつるぎ)城攻めに初陣してから三州統一・九州攻略・朝鮮の役・関ヶ原合戦などに従事し、つねに戦地最前線で指揮をとった。
義弘はその生涯の中で大小52回の戦争を経たといわれる。豊臣秀吉の起こした朝鮮の役には、島津軍1万を率いて出兵したが、慶長3(1598)年全軍引き上げの時に戦われた泗川(しせん)の戦は武将としての義弘の名を不動のものとした。また,関ヶ原の戦いでの家康本陣中央突破の武勲はつとに有名である。
また義弘は,帰国に際して朝鮮陶工を連れ帰り、各地に窯(かま)を開かせた。
展示に関する情報
現在展示してあります
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください