飯倉神社お田植え祭「宮棒踊り」
飯倉神社のお田植え祭に奉納される棒踊りです。宮地区の3集落(中福良,松崎,宮小路)が毎年交代で奉納します。
島津藩が農民に棒術などを訓練し,戦時に備えていたものとの言い伝えがあります。棒踊りは,神社の境内だけでなく,お田植えを行う神田でも奉納されているのが特徴です。
各集落により,踊りの隊形・最低必要人数が異なります。中福良と宮小路は,6尺棒を持ち打ち合いますが,松崎は6尺棒と木刀を持ちます。また,中福良と松崎は6人1組で構成されていますが,宮小路は4人1組となっています。3集落で共通しているのは,「踊子」は浴衣・角帯・白鉢巻・色タスキで脚絆とワラジを着け,歌に会わせて調子をとる「棒突き」と「唄い手」で構成されていることです。
また飯倉神社のお田植え祭は,県内で最も遅い時期に行われるもので,棒踊りの奉納の他にも「田植え」や「田の神舞い」が披露されます。
町の指定文化財に指定されています。
公開日時
毎年7月10日
公開場所
開催風景
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