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江戸時代には,藩庁を中心に御家流の書法が広まり,八木正信,平野友将らの右筆が活躍した。元禄年間(1688~1703)になると,市井の書家も活躍し,江口休右衛門,中原次右衛門らが知られる。寛政年間(1789~1800)には須田綱伴が出て,須田流を興した。
幕末には,鮫島白鶴・川口雪篷や琉球の鄭嘉訓が活躍して,薩摩の書風に大きな影響を与えている。また,この時期には,八田知紀や税所敦子ら歌人の書も見られる。
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