鮫島白鶴筆「六曲屏風」
鮫島白鶴(1773~1859)は,鹿児島城下に生まれた。幼時から学を好み,詩を作り,書画に巧みで,はじめ馬渡八大に学んだ。江戸,琉球,京都等各地へ赴任するが,それぞれの地で書を賞賛され,生前から偽筆が出廻るほどであったと言われている。京都在任中は,近衛家からも書を絶賛され,八十の賀宴には寿歌を賜っている。性格は豪放で,酒をこよなく愛し,規格にはまらない人であったらしい。
この作品は,白鶴自身の生き様を詩にしたもので,内容と共に書風にも性格が良く表れている。
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