更新日:2022年2月18日
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鹿児島県教育委員会では,平成23年度から10年間の計画で,子どもの体力向上推進事業(「たくましい“かごしまっ子”」育成推進事業)を推進しています。
「たくましい“かごしまっ子”」育成推進事業においては,毎年,育成推進校連絡協議会(年1回),協力者会議(年2回),県体力向上検討委員会(年2回)を開催し,事業の充実を目指しています。
令和2年6月30日開催(「育成推進校連絡協議会」,「育成推進事業(武道等)第1回協力者会議」,「第1回県体力向上検討委員会」)(PDF:79KB)
体育の授業における指導法や本県児童生徒の体力向上及び運動習慣の育成に関わる諸課題の解決に向けた取組等について研修会(セミナー)を開催しています。
令和2年8月18日開催「『運動好きな子どもを育てる』指導者研修会」(鹿児島地区)(PDF:80KB)
令和2年8月5日開催「『運動好きな子どもを育てる』指導者研修会」(北薩地区)(PDF:76KB)
令和2年8月4日開催「小学校教諭等体育セミナー」(PDF:206KB)
第2期(平成24・25年度)体力向上推進校(小学校1校,中学校1校,高等学校1校)の研究の概要は,以下のとおりです。
第3期(平成25・26年度)体力向上推進校(小学校4校,中学校2校,特別支援学校1校)の2年間の研究の成果について,研究公開を行いました。
研究の概要については,以下のとおりです。
県教育委員会では,全ての児童生徒が楽しく安心して運動に取り組むことのできる授業の実践が,運動好きな児童生徒を育て,結果として体力の向上につながるものと考えています。
そのために「『運動好きな子どもを育てる』指導者研修会」や「小学校教諭等体育セミナー」等の指導者研修会や「たくましい“かごしまっ子”」育成推進校による研究公開等を通して,教科体育の充実と教員の指導力向上を目指しています。
また,新しい学習指導要領においては,児童生徒が主体的・対話的で深い学びを実現できるように,授業を改善していくことが求められています。教科体育の充実を図り,児童生徒に育成を目指す資質・能力を身に付けさせましょう。
仲間と楽しく集団で協力し合いながら運動に取り組み,積極的に外遊びや運動する機会を奨励する「チャレンジかごしま」へ取り組んだり,各学校の実態に応じて「一校一運動」の内容,実施時間を見直したりして,「一校一運動」の充実をお願いします。
また,児童会や生徒会企画の活動を工夫したり,運動を苦手とする児童生徒が無理なく継続して行える活動を工夫したりすることにより,「体を動かす,運動する」ことの楽しさを実感させることも重要です。
本県の児童生徒は,土曜日や日曜日に運動に取り組む時間が全国と比較すると短い傾向にあります(平成28年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果から)。体力の必要性を家庭に理解してもらうとともに,児童生徒に運動する習慣を身に付けさせるために,家庭と連携した「一家庭一運動」を積極的に推進しましょう。
体力向上プログラム(小学校版)では,手軽に親子で取り組むことができる運動を紹介しています。また,体力向上プログラム(中・高等学校版)では,体力要素(すばやさ,力強さ,タイミングの良さ,動きを持続する能力,体の柔らかさ)ごとに運動プログラムを紹介しています。保健便りや体育便り等に活用したり,学級PTA等で紹介したりするなどして,体力向上の重要性について家庭への広報活動を充実させるとともに,家庭と連携した取組を工夫しましょう。
各学校が,教科体育や教科外体育を充実させ,「子どもたちの運動への意欲・実践力」を育てるとともに,家庭や地域と連携して「子どもたちの運動の日常化・生活化」を図り,「運動好きな子ども」を育てることによって,心豊かでたくましい“かごしまっ子”の育成に取り組みましょう。
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