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ホーム > 社会基盤 > 建築 > 創造(建築営繕) > 働き方改革に伴う取組

更新日:2025年3月31日

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働き方改革に伴う取組

「週休2日」試行工事について

県では,建設現場における休日確保等の働き方改革に向けた取組の一環として,営繕工事において「週休2日」対象工事を試行しています。

対象とする工事

原則として県発注の全ての営繕工事とします。
ただし,社会的要請により早期の完成が望まれる災害時の応急工事等については,対象外とする場合があります。
なお,対象工事については,その旨を現場説明書にて明示します。

発注方式

受注者希望方式(受注者が工事着手前に発注者に対して週休2日に取り組む旨を協議した上で取り組む方式)とします。

週休2日の定義

対象期間において,4週8休以上(8日/28日)の現場閉所(現場休息)を行ったと認められる状態をいいます。

工事費の積算

対象期間中の現場閉所(現場休息)の状況に応じた補正係数により労務費を補正します。

「週休2日」試行工事実施要領

 

「建設キャリアアップシステム活用工事」の試行について

建設キャリアアップシステム(以下「CCUS」という。)については,平成31年4月から運用が開始されたところです。
今般,県土木部発注工事において,CCUSを活用し,建設技能者の処遇改善による担い手確保を更に推進することを目的として,別添「建設キャリアアップシステム活用工事試行要領」を令和3年4月1日より適用し,同年6月1日以降に入札手続を開始する工事から試行することとしました。

「建設キャリアアップシステム活用工事」の試行について(監理課ホームページ)

 

「情報共有システム」の活用について

県では,営繕工事において,受発注者の業務効率化,目的物の品質確保を図るため,情報共有システムの積極的な活用を推進しています。

対象とする工事及び業務委託

  1. 鹿児島県土木部が所管する建築工事,設備工事及び業務のうち「公共建築工事積算基準」,「公共建築工事共通費積算基準」若しくは「建築設計監理業務委託取扱要領」により積算を行った設計金額が10,000千円以上の工事又は業務を対象とします。
  2. 1の工事に係る工事監理業務委託及び1の工事に関連して発注者が指定する工事も対象とします。
  3. 対象の工事及び業務であっても,インターネット環境が確保できない等,やむを得ない理由があると認められる場合に限り,受発注者協議の上,対象外とすることができます。
  4. 対象外の工事及び業務であっても,受発注者協議の上,対象とすることができます。

情報共有システム活用要領

 

「遠隔臨場」の試行について

県が発注する営繕工事において,公共建築工事標準仕様書等に定める「監督職員の立会い」,「監督職員と協議」,「監督職員の検査」及び「関連工事等の調整」に遠隔臨場を適用して,受発注者の作業効率化を図るとともに,監督職員の立会い等を適切に行うこととしています。

対象とする工事

土木部の各執行機関が発注する営繕工事を対象とします。

遠隔臨場試行要領

遠隔臨場試行要領(R4.8.1制定)(PDF:156KB)

 

建設現場における「快適トイレ」設置の試行について

建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取組の一環として,快適に使用できる仮設トイレ(以下,「快適トイレ」という。)を導入し,現場環境を改善します。

建設現場における「快適トイレ」設置の試行について(監理課技術管理室ホームページ)

 

工事関係書類簡素化の手引き(営繕版)について

1.目的

建設業においては,若手入職者の減少,高年齢化の進行などにより将来の担い手不足が懸念されています。
また,労働基準法による罰則付きの時間外労働規制が令和6年4月から建設業にも適用されたことから,事務の軽減を図ることが喫緊の課題となっています。
これを踏まえ,これまで行ってきた工事書類の統一化に加え,「工事関係書類簡素化の手引き(営繕版)」として取りまとめ,簡素化している書類を明確化することで,受発注者がやりとりを行う書類について,お互い理解しながら,不要な書類を作成しないように意識付けを行うものです。

2.簡素化の原則

  1. 発注者は,仕様書等で求めていない書類の
    提出・提示は求めない!
    受理しない!
  2. 受注者は,仕様書等で求めていない書類の
    作成・提出はしない!

3.簡素化のポイント

Point1工事関係書類一覧表を確認しよう!
Point2工事書類簡素化の原則を確認しよう!
Point3情報共有システム(ASP)を活用しよう!
Point4電子納品(レベル2以上)で実施しよう!

工事関係書類簡素化の手引き(営繕版)ほか

 

建築BIMの取組

県では,建築関係団体が建築BIMを活用することで,設計・施工における各工程の効率化や県内企業の生産性向上につながるため,県内の営繕業務における建築BIM活用の促進に取り組んでいます。

鹿児島BIM推進会議

設計,施工BIMの発注を行うにあたり,(一社)鹿児島県建築士事務所協会等の建築団体と県をメンバーとした「鹿児島BIM推進会議」にて,公共事業におけるBIM発注に向けた検証を進めております。

  • 第1回(令和4年9月13日開催)

参加者とBIM導入の状況や課題点,現状でBIMでできることなどについて意見交換しました。

  • 第2回(令和4年11月30日開催)

設計業務に係るEIR(案)について意見交換を行いました。また,現在,設計中の案件をモデルに設計業務に係るEIR(案)で求める要求項目について,次回開催までに検証を行うことにしました。

  • 第3回(令和5年2月10日開催)

検証内容の報告を行い,参加者の意見を頂きながら,要求項目に対する可否を検証しました。

  • 第4回(令和6年2月15日開催)

設計BIMの事例発表を行い,BIMの活用状況について意見交換を行いました。

  • 第5回(令和7年1月27日開催)

設計BIMの事例発表を行い,施工BIMの活用に向けて,意見交換を行いました。
第5回会議資料(PDF:517KB)

(参考:国土交通省)
官庁営繕事業におけるBIM活用(外部サイトへリンク)
官庁営繕事業の設計業務におけるBIM活用の目安~営繕BIMモデルを公開します~(PDF:954KB)

研修会の実施

建築・設備関係団体向け研修会(令和3年10月29日,12月23日開催)参加者数:延べ約120名

BIMの基礎知識習得や技術者の育成を図るため,BIM研修会を開催しました。参加者からは,知識不足,技術者育成の余裕がないことや導入コストなどの課題があるものの活用できるよう学習していきたい,今後もBIM研修を受講したいといったコメントがありました。

市町村職員(建築技術職員)向け研修会(令和5年2月2日,2月3日開催)参加者数:延べ約60名

BIMの基礎知識習得や設計発注のBIM研修ほかBIM操作を体験してもらうため,BIM研修会を開催しました。参加者からは,関係者間の合意形成や施工上の問題点を早めに対応できるなど,BIMのメリットを感じたとのコメントがありました。

 

 

 

 

よくあるご質問

現在よくある質問は作成されていません。

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土木部建築課営繕室

電話番号:099-286-3713

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