取り組み例(住宅の性能向上に関わる改修)
近年、生活環境の質を向上する改修は、省エネルギーや健康快適性の観点から、非常に注目されています。
断熱改修
断熱について、昭和52年から平成3年に建設された全国の住宅を対象に調査を行なったところ、天井、壁、床のいずれかに断熱工事を行なっているものは、約87%あるものの、全ての部位に断熱工事を行なっている住宅は、約38%と言う状況でした(国土交通省調べ)。既存住宅の断熱構造化が遅れている状況が明らかになり、省エネルギー性能を向上する上で、その必要性が求められています。
鹿児島県においても適切な断熱構造化は冷暖房負荷を軽減する上で非常に重要です。
環境共生の観点から住宅の長寿命化と同時に非常に重要な改修項目となります。
写真15-2断熱改修例
冷房効率を高める上で最上階天井の断熱性能向上は必須となります。
写真15-3断熱改修例
出典:月刊リフォーム1994.07(左右共)
1階天井部分にもグラスウールブローイングを充填し、断熱性能を高めます。
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