県立楠隼高校において，宇宙ビジネスに関する特別講義が始まりました。

概要

このたび，県立楠隼中高一貫教育校と株式会社QPS研究所においては，楠隼高の「シリーズ宇宙学」の一環として，全国的にも珍しいスタートアップ・企業と体系的な連携・協力した新たな人材育成プログラムを始動することとなりました。

本県には，全国で唯一，2つのロケット打上げ施設があり，宇宙関連産業の成長力を本県の経済に取り込める可能性を大いに有しています。県では，宇宙機器の試験研究や試作等への支援や，衛星データの利活用実証に関する支援に加えて，令和5年度から新たに人材育成事業に取り組むこととなりました。

今回，日頃から本県の宇宙ビジネスの創出にご助言いただいている株式会社QPS研究所をはじめとした，宇宙関連企業の皆様の御協力によるプログラムが，国内でもユニークな教育活動を行い，宇宙学のカリキュラムを有する楠隼高校において実施され，鹿児島の宇宙関連産業を担う，次世代の人材の育成・輩出に繋がるものと考えています。

プログラム概要

第1回特別講義（QPS研究所 大西俊輔氏，八坂哲雄氏）

令和5年6月8日（木曜日）14時35分～16時25分「九州発宇宙開発に挑む魅力・楽しさを学ぶ」

第2回特別講義（オガワ機工 伊藤慎二氏，昭和電気研究所 古賀圭氏，QPS研究所 上津原正彦氏）

令和5年6月15日（木曜日）9時40分～11時30分「小型衛星技術・ものづくりを学ぶ」

第3回特別講義（QPS研究所 市來敏光氏）

令和5年6月22日（木曜日）9時40分～11時30分「小型衛星ビジネスの事業戦略・開発を学ぶ」

第4回特別講義（Fusic 納富貞嘉氏，石橋龍氏）

令和5年7月6日（木曜日）9時40分～11時30分「AI（機械学習）・衛星データビジネスを学ぶ」

※日程・登壇者・内容等は状況に応じて変更になる場合もあります。

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