バラ踊り
昔,敵の城に攻め入る時,踊りながら変装し,踊りながら攻め入った格好をバラ踊りに仕組んでいます。由来にはいくつかの説があり,秀吉の朝鮮出兵のとき,凱旋祝いとして従軍兵士に踊らせた,出稼ぎにきたバラ職人が,商品が売れるように発案し宣伝した,島津義弘が関が原の合戦で敵中突破をして無事に帰ってきたときのお祝いとして,即席に民家のバラを叩いて踊ったのではないかなどと伝えられています。現在では,毎年9月第3日曜日に大石神社大祭で奉納されます。
踊りは,バラ組と鉦組に分かれ,バラは10人位,鉦は4人で踊ります。
鉦2人,バラ5人が二列に並び,左右に分かれて円陣を作り,頭鉦の合図で踊りだします。バラは外円をぐるぐるまわりながらばちでバラを打ち叩き,鉦は内円を走りまわって鉦を打ち鳴らし,頭鉦の合図で踊り終わります。
中津川小学校に文化財少年団が結成され,この貴重な民俗芸能を習得して,運動会や文化祭などで,立派に演技を披露しています。
公開日時
9月第3日曜日
公開場所
開催風景
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