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国産軍艦第一号(昇平丸)

ペリーの浦賀来航をきっかけに,それまで禁止されていた大型船の建造が許可されました。薩摩藩主島津斉彬は,1854年(安政元年)に,琉球警備のために桜島瀬戸村造船所で日本初の洋式軍艦「昇平丸」を建造しました。
長さ27メートル,幅約7メートル,3本のマスト船で,大砲10門を備えていました。通常は運送船として,戦争時には軍艦として利用できるもので,翌年には幕府に献上されました。

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