更新日:2019年7月23日

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鹿児島の大地

動く大地

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鹿児島は大陸を作るプレートの上にあり、このプレートと海洋プレートが接する付近では、火山活動や地震活動が盛んに起こっています。鹿児島の大地をのせているプレートを紹介します。
  • 震源の分布パネルとプレート

大地の始まり

大地のはじまり標本左.jpg大地のはじまり標本右.jpg

鹿児島の大地の成り立ちは、およそ1億年前にさかのぼります。その当時、鹿児島は深い海の底でした。ここに陸地側からと海洋側から土砂が流れ込んできたことや、アンモナイトなどが生息していた様子を紹介します。

  • 四万十層をつくる岩石等

山を作るマグマ

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1万年くらい前の鹿児島は、日本列島の多くの地域と同じように、火山活動が盛んでした。また、県内各地に分布する花こう岩は、このころ地下深いところに入り込んだマグマが冷えてできました。

  • カコウ岩やビカリア化石等

広がるサンゴ海

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琉球列島の西側が沈み込みはじめたのは、80万~70万年前です。ここに大陸から運ばれた土砂がたまり、また、列島の周りには澄んだきれいな海となって、サンゴ礁が作られました。喜界島などにみられる階段状の地形をつくるサンゴ石灰岩は、ほとんどこのころのものです。

  • 奄美のサンゴ石灰岩や星砂

沈む大地

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県本土の中央には南北に長い溝状の落ち込みがあり、鹿児島地溝と呼ばれています。この地溝は、約300万年前から階段状に少しずつ沈みはじめ、鹿児島湾となりました。

  • 地溝の形成史とシナサイ化石

巨大カルデラの時代

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鹿児島地溝を中心に、いくつかの火山が多量の火砕流堆積物を噴出しました。このため、直径20キロメートルにもなる加久藤、姶良、阿多、喜界の巨大なカルデラがつくられました。

  • 火砕流堆積物や炭化木

桜島火山の歴史

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桜島は、約25,000年前、姶良カルデラの南端に誕生しました。この火山のおいたちを、溶岩やその他の噴出物に焦点をあわせて紹介します。

  • 地形模型や溶岩

その他

  • <大型映像>「鹿児島のタイムトラベル-1億年の旅-」鹿児島の大地ができるまでを楽しい映像で紹介します。
  • 桜島が噴火したときに飛んできた、直径2メートルの巨大な軽石「スレッド・レース・スコリア」の展示

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  • 偏光顕微鏡による岩石薄片の観察

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このページに関するお問い合わせ

 鹿児島県立博物館

〒892-0853
鹿児島市城山町1-1
FAX:099-223-6080
e-mail:kahaku1@pref.kagoshima.lg.jp

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