更新日:2023年5月11日

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沿革

旧館時代治16年(1883)~昭和55年(1980)

明治 16年 9月 旧考古資料館(旧県立興業館)竣工落成
大正 3年 4月 大正3年1月の桜島大噴火関係資料保存展示のため,県立図書館内に博物部常任委員会を発足
  4年 8月 県立図書館内に郷土博物室を設置,動植物・考古・民俗等の自然や人文関係の資料収集開始
昭和 2年 10月 現博物館本館の建物(旧県立図書館)竣工落成(22日)
  26年 11月 昭和20年戦災焼失した県商工奨励館を博物館として再建
  28年 3月 再建した建物に資料を移し,鹿児島県立博物館として発足(1日)。鹿児島県立博物館設置条例制定
  38年 6月 収蔵資料のウシウマ骨格標本第4田上号が「ウシウマの骨格」として県指定天然記念物に指定(17日)
  39年 3月 鹿児島県立博物館の設置及び管理に関する条例制定(30日,4月1日施行)
  50年 1月 考古・民俗等の人文資料を明治百年記念館調査室に移し,「鹿児島の自然」をテーマに統一し,館内資料を整理
  54年 7月 新博物館構想策定委員会発足(5日)
    9月 展示シナリオ作成委員会発足(26日)
  55年 4月 鹿児島県立博物館組織規則改正,専任館長任命
    11月 旧県立図書館を新博物館として改装工事完了(15日)
    12月 新博物館展示工事完了(25日)

県文化センター科学館時代和38年(1963)~昭和55年(1980)

昭和 38年 7月 県文化センター調査事務局設置(24日)
  39年 2月 基本構想(文化会館と科学館との併設)が知事に答申される
  40年 1月 小川勇吉氏より,恐竜化石(2本),アンモナイト,三葉虫,その他の化石434点が,鹿児島県に寄贈される(29日)
    7月 県文化センター建設工事起工(16日)
  41年 11月 県文化センター開館(15日)。プラネタリウム室,恐竜化石展示室,理工系展示室,実験室を備えた科学館を県文化センター内に開設
  55年 3月 プラネタリウム投影機更新(30日)
  56年 1月 プラネタリウム室,恐竜化石展示室は現状のまま県立博物館に引き継がれ,実験機器,理工系展示資料は,現県立博物館本館に移管される

新館時代和56年(1981)~

昭和 56年 1月 鹿児島県立博物館新館開館式挙行,現在地に博物館登録変更(12日)
    3月 附属機関設置(鹿児島県立博物館協議会)
  57年 7月 館旗制定(モチーフ「鹿児島の自然」,デザイン「滝下隼人氏」)(2日)
  58年 6月 プラネタリウム室使用料の減免措置実施(12日)
    7月 皇太子殿下,皇太子妃殿下博物館行啓訪問,本館御見学(28日)
  59年 4月 「路傍300種に親しむ運動」開始(3か年計画)
  60年 4月 「身近に親しむサイエンス」推進事業開始(3か年計画)
  61年 5月 昭和56年からの入館者100万人達成(11日)
  62年 4月 「みんなで創る博物館」推進事業開始(5か年計画)
  63年 7月 鹿児島国際火山会議特別展「火山とくらし」開催(14~24日)
平成 元年 4月 科学技術庁長官(宮崎茂一氏)科学技術週間にちなんで科学教室(親子)を視察(23日)
  2年 9月 理工系展示室閉鎖,自然史応用部門展示室として改装工事始まる
  3年 2月 展示場改装及びボリビア産化石展開場式挙行(15日)
    4月 収蔵資料目録作成事業開始(3か年計画)
  4年 5月 自然のつながりリサーチ事業開始(5か年計画)
  5年 4月 鹿児島の自然調査事業開始(5か年計画)
    7月 学習情報室開設
    8月 考古資料館実態調査
    11月
昭和56年からの入館者200万人達成(9日)。博物館連携協力事業(国立科学博物館共催)「博物館地域科学活動指導者セミナー」(13~14日)
  6年 2月 考古資料館内装及び外庭整備
    8月
創設40周年記念特別企画展「鹿児島と世界の大昆虫展」開催(2~28日:入場者数46,834人)
  7年 4月 自然へのアプローチ普及活動事業(移動博物館~博物館がやってきた~)開始
    8月 考古資料館屋根の葺替え
  8年 4月 本館2階常設展示及びエントランスホール整備事業開始
  9年 3月 本館外壁工事完了,本館2階常設展示場改装開場式挙行(19日)
    4月 親と子の自然観察ゼミナール事業開始(5か年計画)
  10年 4月 博物館自然資料整備事業開始(3か年計画)
    12月 考古資料館が登録有形文化財に登録(11日,第1号)
  11年 10月 本館2階屋久島ジオラマ修復工事完了
    12月 プラネタリウムいす取り替え工事完了
  12年 8月 文部省科学系博物館活用ネットワーク推進事業開始(2か年計画)
  13年 4月 触れ見る知る自然資料収集整備事業開始(5か年計画)
  14年 1月 昭和56年からの入館者300万人達成(10日)
    4月 「自然に飛び出せ!子ども学芸員」育成事業開始(5か年計画)
    11月 考古資料館閉館(5日)
  15年 7月 耐震補強工事に伴い本館は休館(展示のみ)
  16年 8月 耐震補強工事終了,本館リフレッシュオープン。新収蔵庫完成
  17年 2月 収蔵資料移転作業
  18年 3月 旧収蔵庫解体工事完了
    4月 郷土の豊かな自然遺産資料収集整備事業開始(5か年計画)
      特別整理休館日を設置(常設展示リニューアル開始)
  19年 6月 フィールドワーカー養成講座(科学技術振興機構助成)開始
  20年 3月 身体障害者用駐車場及び車いす用リフトが完成
    4月
博物館本館を登録有形文化財に登録(18日,第65号)
    4月 旧考古資料館前のソテツが「世界ではじめて精子が発見されたソテツ」として県指定天然記念物に指定(22日)
  21年 5月 第1回「博物館まつり」開催(24日)
  22年 5月 SPP事業「屋久島の自然から学ぼう」実施(15日:以降12月まで全6回)
  23年 4月 豊かな鹿児島の自然遺産収集保存事業開始(5か年計画)
    8月 立体映像(3D)投影装置リニューアル(12日)
  24年 2月 エレベーター更新(28日)
    3月 昭和56年からの入館者400万人達成(24日)
    3月 恐竜化石リニューアル(30日),音声ガイド(3か国語)による展示解説導入(30日)
    5月 金環日食観察会(21日)
    6月 金星の太陽面通過観察会(6日)
  25年 6月 桜島大正噴火100周年記念「桜島大正大噴火写真展」(~1月)
    7月 桜島大正噴火100周年記念特別企画展「桜島火山100年の軌跡」(~9月)
  27年 3月 収蔵資料データベース公開(10日)
    4月 収蔵資料の「薩摩隕石(国際名称:九州隕石)」が県指定天然記念物に指定(17日)
  28年 4月 人と共に生きる鹿児島の自然遺産収集保存事業開始(5か年計画)
    4月 収蔵資料の「スレッドレーススコリア」が県指定天然記念物に指定(19日)
    5月 赤﨑勇博士(2014年ノーベル物理学賞受賞)が別館を見学(24日),本館と旧考古資料館を見学(26日)
    12月 動画共有サービスYouTubeチャンネル開設(17日)
  29年 1月 スマートフォンでの展示解説サービス開始(11日)
    4月 本館3階リニューアル事業開始
    11月 本館3階リニューアル工事に伴い3階展示室閉鎖(28日)
  30年 1月 宝山ホール(県文化センター)耐震工事に伴い別館プラネタリウムと展示室閉鎖(3日)
    3月 本館に公衆無線LAN設置(13日)
    4月 本館3階自然総合展示室Bリニューアルオープン(27日),別館プラネタリウムと展示室を展示再開(27日)
    5月 公式Facebook運用開始(30日)
  31年 1月 公式Twitter運用開始(22日)
令和 2年 3月 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,別館プラネタリウム5月27日まで投影休止(7日)
    4月 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,5月6日まで臨時休館(18日)
    5月 別館(宝山ホール4階)に公衆無線LAN設置(5日)
    6月 公式Instagram運用開始(9日)
    12月 昭和56年からの入館者500万人達成(13日)
  3年 4月 多様性豊かな鹿児島の自然遺産収集保存事業開始(5か年計画)
    4月 収蔵資料の「大隅石(オオスミライト)標本」が県指定天然記念物に指定(23日)
    8月 外壁補修工事のため,10月31日まで本館を臨時休館(3日)
    8月 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,9月30日まで別館を臨時休館(14日)
  4年 3月 本館外壁改修工事完了
  5年 3月 自然総合展示室Aリニューアルオープン(1日)

歴代館長

  館長名 在任期間
1 久保田 昭和28年3月〜昭和41年3月
2 山下 昭和41年4月〜昭和45年3月
3 寺師 昭和45年4月〜昭和47年8月
4 犀川 昭和47年8月〜昭和50年3月
5 宇都 昭和50年4月〜昭和51年3月
6 嶋元 昭和51年4月〜昭和53年3月
7 谷崎 昭和53年4月〜昭和54年3月
8 山下 昭和54年4月〜昭和55年3月
9 前村 昭和55年4月〜昭和58年3月
10 桑原 昭和58年4月〜昭和59年3月
11 北原 昭和59年4月〜平成元年3月
12 福田 平成元年4月〜平成4年3月
13 立園賀生 平成4年4月〜平成6年3月
14 田尻 平成6年4月〜平成8年3月
15 井出口 平成8年4月〜平成10年3月
16 永喜 平成10年4月〜平成13年3月
17 畑田 平成13年4月〜平成15年3月
18 原田 平成15年4月〜平成16年11月
19 鷲東 平成16年11月〜平成17年3月
20 椎原 平成17年4月〜平成19年3月
21 黒江 平成19年4月〜平成22年3月
22 山下 平成22年4月〜平成24年3月
23 水流 平成24年4月〜平成27年3月
24 川原 平成27年4月〜平成29年3月
25 中間 平成29年4月〜平成30年3月
26 福永 平成30年4月〜平成31年3月
27 鈴木 平成31年4月〜令和4年3月
28 山田島 崇文 令和4年4月~

旧考古資料館の歴史等

明治16年9月,本県産の石材(溶結凝灰岩)を用い,外国人技師の設計によって建築され,当初県立興業館として使われた由緒ある建物です。国の有形文化財に登録されています。

考古資料館とソテツ

ソテツ

旧考古資料館の前には大きなソテツがあります。ソテツには雄木と雌木があり,雌木には冬の頃,鮮やかな朱色の実が着きます。
このソテツの実から,明治29年、池野成一郎博士が世界で初めてソテツの精子を発見しました。大学が誕生して10年あまりにしかならない日本が,当時として生物学の最先端の発見をした世界的に誇れる快挙でした。
このソテツは,平成20年4月22日に,県の天然記念物に指定されました。

このページに関するお問い合わせ

 鹿児島県立博物館

〒892-0853
鹿児島市城山町1-1
FAX:099-223-6080
E-mail:kahakuk1@pref.kagoshima.lg.jp

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