更新日:2026年5月20日
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結核とは、結核菌という細菌によって主に肺に炎症が起こる感染症です。
結核菌をだしている患者の咳やくしゃみのしぶきによって、結核菌が空気中に飛び散り、周囲の人が吸い込んで肺の奥深くに入り込むことで感染します。
初期症状は、咳や痰、発熱等であり風邪の症状とよく似ています。
このような症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。
日本では、年間約10000人以上の方が新たに結核と診断されており、1000人以上の方が結核で亡くなっています。近年は、結核患者に占める高齢者の割合や、若年層における外国出生患者の割合が増加傾向にあります。
結核は、「昔の病気」という印象を持つ方も多いですが、決して過去の病気ではありません。今後も着実に結核予防対策を進めていく必要があります。
感染してもすべての人が発病するとは限りません。多くの場合、免疫の働きによって結核菌を抑え込み、発病しません。ただし、高齢や合併症のために免疫力が低下すると、発病することもありますので注意が必要です。
発病する人の多くは、感染してから2年以内に発病することが多いとされており、発病者の60%くらいの方が1年以内に発病しています。
しかし一方で、感染してから数年~数十年後に発病することもあります。免疫力が弱まっているときに、結核菌が再び活動を始め、発病しやすい状態になると考えられています。
現在は、治療薬(抗結核薬等)が開発され、複数の薬を6ヵ月から9ヵ月間きちんと飲めば治ります。
しかし、治療途中で薬を飲むのをやめてしまうと、結核菌が薬に対して抵抗力を持ってしまい、薬の効かない結核菌(耐性菌)になってしまう可能性があります。
治療終了まで決められた期間飲み続けることが最も重要です。
厚生労働省では、毎年9月24日から30日までを「結核・呼吸器感染症予防週間」と定めており、結核や呼吸器感染症予防に関する普及啓発を行っています。
この期間中、鹿児島県では結核・呼吸器感染症の普及啓発ポスターの掲示等を実施しています。
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